私の日常

ハナミ

第1話感謝の気持ち

不思議とお寺に通いだした。

作法も分からない所もあるけど、毎日毎日自然に足が歩き出す。

今までなんていうか、人間のドロドロした沼みたいな所にいて、ブクブク沈まされる私は

それでも

その人達と分かり合いたくて

必死に誤解と自分を分かって貰う事を求めた

今思えば

それが間違い

生まれて来た場所も

人生観も

倫理感

も別次元なのにね

理解出来るはずがない

苦しかった日々

でもね

何もないなんて思っていたけど

家族がいる

猫がいる

酷い鬱になって

まだまだ

人が正直怖い

だけどね

ある日

本当に

作業所に行こうと

行きだしたら

楽しくて楽しくて

笑ってばかり

障害があろうが

なかろうが

私の経験では

心が綺麗な人は綺麗だし

汚い人は汚い

それに

話せないながらも

心の中は

言葉で溢れている人もいる

ありがとう

って言われた時

びっくりした

言われた事が家族以外まともに無かったから

私の心が

作業所で癒されていく

人として

扱ってもらうこと

収入じゃなくて

人格で見て貰えること

本当に

不思議だった

私がね

胃を切ったのは体型や

無意識の差別

私ならもっと食べるやろ

と言う

どこで服買ってるのとか?

しんどくない?

とか

容姿をバカにされたのが

きっかけ

生きるのがね

本当に

邪魔くさい

って思って

死んだらいいなって

セレブ集団の常識は

私を胃潰瘍のボロボロ状態に

常に

心が痛かったから

胃の痛さに

正直全く気が付かなかった

手術のテーマソングは

平井堅の

ノンフィクション

死んでもいいやって思っていたから

術後の次の日から歩き回っていたし

でもね

子供の顔を見たら

変わった

自慢のお母さんになろうと

まだまだ

昼ドラは

続いていたけど

去年の8月末位で切れた

その2ヶ月後に作業所に通いだして

今はね

夢がいっぱい

素敵な人達に沢山あって

幸せ

お寺にも、それがお寺なのか神社なのか

名前も分からないまま

映像が流れ

それから

毎日通っている

時々

幸せ過ぎて

お寺でほんの少し

嬉しくて

泣いてしまう事が

家族の幸せ

猫の幸せ

私の願いと

努力

そして

大好きな人達の事

毎日ね

行きながら

ワクワクしている

会いたい

行きたい

そこには

感謝しかない

私ね

思うんだ

人を大切にしたいなって

今まで

正直

沢山傷ついた

理不尽な恨みもかっている

でもね

恨んだり、怒っても仕方ないなって

ここまで思う道のり長かった

だけどね

しんどかった

そういうの捨てたら

心が楽に

私と同じ病気の人に寄り添っていきたいなって

思うし

資格も取るつもり

猫の資格も取るつもり

私も未だにPTSDに苦しんでいる

相手も増えた

だから

出来る事ってあると思うんだ

それを学びたい

猫には

幼い頃から助けられてきた

癒してくれて

傍にいてくれて

暖かい気持ちに

だから

恩返しがしたいって

動物愛護とかじゃなくて

なんていうか

んー。

助けたい

命の灯火が消えないように

世の中に合わない人間もいるし

見ている

世界が違う人間もいる

分かってもらうことより

今自分が大切にしたい人

一緒にいて笑える人

沢山の人と付き合う程器用じゃないから

両手で収まる人を

大切にしたい

長く

太く

付き合っていける人を大切にしたい

損得勘定で人間付き合いはプライベートではしたくないし、しない

職場でも

じゃどこで?

ビジネスですね

子供の利害関係の人とビジネストークする時かな?

よく分からないけど

今はね

ありのままの自分で幸せです

お寺が大好きで

猫が大好きで

人が怖いながらも

大好きで

ここまで

守ってくれた人に

恥じないような

人間になりたい

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