うわあ、いよいよ決戦前夜、という感じですね!
本当に信頼しあっている二人だけの静謐なシーン、心に染みます。
私が読んだ歴史漫画でも、舞いを舞う信長と鼓を打つ濃姫の様子は印象に残っていますね。
帰蝶の最期って結局どうなったのかあんまりよくわかってないんですよね?
この小説では二人の関係がどういう結末を迎えるか楽しみです。
作者からの返信
信長っていろいろと言われてますけど、こういう劇的なシーンでいちいち詩的なんですよね(笑)
死ぬ時も(笑)
私も歴史漫画でこのシーンを読んでいるので、何となく、そんなイメージで書きました。
やっぱりここは、歴史上でもターニングポイントですし、そこは嵐の前の静けさ、みたいな感じで^^;
帰蝶さん、本能寺で信長と共に、という説がメジャーですけど、確かに諸説あります。
この小説では……桶狭間を描いて終わりなので、さてどうなることやら……^^;
ありがとうございました。
拝読致しました。
深更、帰蝶さんと二人。
舞いを舞う信長。拍子を取りながらそれを見る帰蝶さん。
この生は夢であり、幻であり。
滅することは必定、ならば夢を全うするべし。
心を尽くして舞い、そして成した舞に心を残す。
残心まで描き切るとは、素晴らしいですね!(>▽<)
私も残心をしっかり行い、最後まで指先まで神経を行き届かせろと言われました。かつて。
心身の隅々にまで心が行き渡った状態から、夢幻の世界を振り切って現実に立ち向かう。帰蝶さんと共に。
いよいよ、クライマックスですね。期待しています!
作者からの返信
日本舞踊って、まるで分からないので、ホント想像で描いてます^^;
何となく、こんな感じなんだろうなぁ、と。
あとは信長を描いたドラマや映画を観た時の記憶で。
残心は、実は格闘漫画でそういう描写があったのを覚えていて(敵を倒したあとも、しっかり気を張っておこう……という感じの)、そこからの連想です。
でも、そういう風に言われるのですね^^;
よかった、間違ってなかった(笑)
さて、「敦盛」を舞い、そして「死のふは一定」の境地で、信長と帰蝶は征きます。
その先にあるのは……。
ありがとうございました。
ついにこの日が来ました……!桶狭間の戦い。結末は分かっているのに、どうしてこうも血が滾るのか。
ふたりだけの敦盛。大河ドラマのワンシーンのように、その舞いが目に浮かびました。そして涙も……。年のせいですかねぇ。
作者からの返信
結末がわかっているから、「状況」がわかっているから、やっぱり血沸き肉躍るって感じなのではないでしょうか^^;
絶対不利な状況なのに、死中に活を求めて征く、というところに浪漫を感じる、という奴ではないかと。
敦盛はねぇ……ここでそれを唄い舞いしちゃうの、と思います。
こういうタイミングでこういうことしちゃうから、信長は凄いな、と感歎します。
その最期も含めて、やはり信長は詩的だと思います^^;
ありがとうございました。
「小説を書く前は、ただ寝る。それに限る」…で、寝過ごして書けなくなる。
…とかいうのは私だけ?
帰蝶の鼓で舞う信長、そして「死ぬぞ」と言って「信長さまが死んだら、同じです」という答えで、この二人、いま本当に幸せなのだな、と感じました。
そして、そこから桶狭間の物語が始まる…。
作者からの返信
私もむしろ寝落ちしてしまう派です(笑)
この時の信長は若いから言えるわけで……^^;
拙作の信長と帰蝶、これまで精一杯手を尽くしてきましたが、ここからの決戦は避けられません。
信長としては帰蝶を残して(史実は残して来たんでしょうけど(笑))行きたいんですけど、帰蝶としても見届けたいだろうし、何より信長と離れたくないのでしょう……。
たしかに、幸せですね^^;
そしてついに決戦の時が。
ありがとうございました。
編集済
おお、なんという荘厳な場面でしょうか。
映像にしたら、見栄えすること必定かと。
常々、四谷軒さんの筆になる信長は、決してうつけではなく怜悧な頭脳と温情の人という印象を抱いてまいりました。それが読者を信長贔屓に誘うと。
テレビの『歴史探偵』で、信長の残虐の証しとされて来た比叡山延暦寺の大量せん滅は偽りであった(発掘された人骨は僅少で、文献の記述が誤り)と解説されていましたが、そういった新史実をすでにご存知だったのでしょうか。
作者からの返信
これまでの創作物でたびたび出て来る有名なシーンで、どうしようかなぁと考えて書いたシーンでございます^^;
まあ、結局、奇をてらわずに、脳内に浮かんだ映像をそのまま書きましたが(笑)
え、比叡山のアレって、そんなことになっているんですか。
知りませんでした。
拙作について言えば、飽くまでも桶狭間の時代の信長を描いており、そういった「蛮行」をしていない頃なので、フツーに頭がいい、情義をわきまえている信長、という設定です。
つまり、桶狭間より後の時代は知りません、という逃げに出ておりますので^^;
そうすれば、あとで「蛮行」をしているじゃないか、と言われても、それはその「蛮行」の時の信長に何かあったかもしれないけど、「今」は知らないよ、と言えるので^^;
ありがとうございました。
大事が起こる前の
帰蝶さんと信長さんの
二人だけの時間。
どっぷりと入り込んでしまいました。
あまりに美しいシーンで
静かな感動に包まれました。
この先の展開を思うと
気が重くなりますが
今ひとたび余韻に浸りたいと思います。
作者からの返信
何というか、信長ってこういう「いざ」という時が詩的だと思います。
「敦盛」は実際にはもっといっぱい人が見守っていたと思います。
小姓とか侍女とか。
でもまあ……これは物語なので(笑)、そこは二人きりにさせていただきました。
この「敦盛」のシーンは、ドラマや小説で何度も描かれているシーンなんで、ある意味、想像を喚起しやすいと思いますので、そこはもう具体性はそこそこで(笑)、詩的に書かせていただきました^^;
この先は……学校で習う「あの展開」ですからね^^;
そのあたりはもう、避けられないですし、たしかに気が重いですね^^;
ありがとうございました。