侵略すること火の如し②

前置き今年の阪神はカープにとっていいカモや。

西川不在でも阪神に絶対勝つマンは健在。


1戦目の勢いそのままに臨んだ2戦目。


一回の表相手のピッチャーがノーコンであることもあり完全に見送りファーボール。

続くバッターがレフト前を打ち俺の打席が来た。

初球の大きく高めに外れたストレートを叩きセンターフェンス直撃のタイムリーツーベース。

アレンもタイムリースリーベースと続き、打順が二巡目に回った。

ワンアウト満塁で迎えた2打席目俺はセフティーの構えを見せた。

するとすかさず相手のキャッチャーが超前進守備へと切り替えた。

クリスなら全く変えなかっただろうなと失望しつつスローカーブをライトが深めに守っていたらとれていただろう低弾道でライトに運んだ。

一気に全員帰りなお俺も突っ込みセーフ。

これで11ー0。

アレンは適当に打ってアウト。

続くバッターも適当に打ってアウト。


味方に大量援護をもらったこっちのピッチャーが崩れるはずもなくこの試合完全試合を達成した。

俺は6打数6安打9得点の活躍だ。

結果20ー0。

これで2カード連続勝ち越しが決まった。


帰り際クリスと会ったので軽く話をして帰った。

話の内容としてはあの虐殺はやりすぎだというクリスとスポーツマンシップを持ちかけた俺の水掛け論。

最後に打率10割がどこまで続くか賭けになってますよとクリスが言って別れた。


それは知らなかった。

校内放送次のカードからあるからなそこでも言われるんだろうな。


第3試合は昨日よりはまだマシだが10ー2で俺らの勝ち。

まだ10割は継続中。



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