侵略すること火の如し①

前置きしばらく更新してなくて申し訳ございません。

一週間に一回ぐらいなら続けれそうなので続けたいと思います。


侵略すること火の如し。

火のように激しく侵略するという意味だ。

そしてこれは今の状況を指し示している。

レフト前にボール球を運んでレフト前ヒットとなった後逃げ気味に相手のピッチャーが投げてきたので仕返しをすることにした。

盗塁。

それは俺が最も得意とする分野。

リードは短くそれでいて確実に。

一球目をアレンに投じた瞬間俺は一塁を回り二塁を蹴り悠々と三塁へとたどり着く。

これでスリーアウトになる前にも点が入れれる。

まあフライと三振以外なら。

だって今ツーアウトだもん。

この試合俺の打順は3番だ。

だからよく回る。

とこんなことを話してたらアレンがライトスタンドに飛び込むホームランを打った。

やれやれヒットでいいっつのと思いつつアレンとハイタッチをする。

俺は基本繋ぎ役。

そうアレンには伝えてる。

こっから打線がつながり一回の表終了時点で4ー0。

そして先発のバーナーが無事抑えて一回終了。


2回バーナーは当然見逃し三振。

そこからファーボール、ヒットと続きランナー2塁3塁。

こういう時にはセフティーかバスターっしょ。

俺はセフティーを仕掛けた。

一球目を完璧に一塁線ぴったしに乗せて相手が見送ってる間に一点追加。

尚も2塁ランナーが三塁に進塁。

チャンスが拡大した。

これで打つのが4番だろ。

そう期待を込めた目で俺はアレンを見た。

するとそれに応えるように今度はバックスクリーン直撃のホームラン。

決まったと確信した。

そっから先は彼らの名誉のために伏せておくが19ー0と最終的になった。

俺はまだ打率10割が続いてる。

そして出塁率もぶっちぎっていた。



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