救国の七騎士の八番目

第53話彼女の本心

麗華は僕の頬を両手で挟み、夢中に舌を絡める。ていねいに歯茎や頬のうらもなめていく。

湯船の温かさもあいまって頭がぼーとしてくる。

それにしても麗華の舌は気持ちいい。

本当にこれだけでいっちゃいそうだ。

麗華がその腕で僕の体を軽々とお風呂の縁に座らせる。すごい腕力だな。

さすがは正義の味方。

力なき正義は正義を行えない。

じっと麗華は僕のすでに鉄のようにガチガチになったものをみつめる。

「元気よくていいわね」

うふふっとかわいい笑みを浮かべるとそのすべすべの手でつかむとそのご自慢のJカップロケットおっぱいに挟む。

両手で自分のおっぱいを支えるとそれを左右にゆらし、僕のものを擦りはじめた。

うわっ、これの快感はすごい。

柔らかくて、それでいて肉がたっぷりつまったおっぱいで擦られる感触はたまらない。

僕はあの憧れていた鷹峰麗華にパイずりされている。

麗子は僕のものを挟んで実に楽しそうだ。

お湯がぴちゃぴちゃと音をたてている。

まさかあの女帝とあだ名されていた麗華が僕なんかのものを挟んで嬉しそうにしているなんて信じられない。しかし、目の前で行われていることは間違いない。

ふはっ、気持ちいいな。油断したらいっちゃいそうだ。

「で、でもどうして？」

言葉をだすのもつらい。

なぜって、せっかく麗華がパイずりしてくれているのに射精するのはもったいない。もうしばらくはこの肉の圧力を楽しんでいたい。

「私ね、こんなたちだから勘違いされがちなんだけど本当は誰かに支配されたいの。誰かのために尽くしたいのよね。そこに幸せや喜びをかんじるのよね」

そう言い、麗華はその胸の谷間からわずかにのぞく僕の亀の頭をペロリとなめた。

うはっ、それはまずい。舌でさらに刺激を与えられている。

あの女帝鷹峰麗華が実はマゾ的欲求をもっていたなんて。彼女の能力は誰かを導き、道を誤ればそれをただすことに満ちあふれている。だからこそ生徒会長として全校生徒のトップにたっていた。僕はてっきり彼女がそう望んでいると思っていた。でも、そうじゃないようだ。誰かに奉仕することに喜びを覚えるタイプだったなんて。

僕を挟んでいた二つの巨大な肉のかたまりはさらにスピードを増して、擦りあげていく。

さすがにもうダメだ。

彼女の胸の中にだしたい。

僕がそろそろ行きそうな顔をしていると、麗華はさらに楽しそうな顔になる。僕に奉仕するのが楽しくてしかないようだ。

「我慢してないで、スッキリしちゃいなさいよ」

いたずらっ子のように麗華は言う。

くそっ、そんな顔もかわいいな。

僕はぎりぎりまで我慢しながら、称号「魔獣マンドラゴラ」を特技（スキル）にセットして発動させる。

その直後、耐えられなくなった僕は麗華の深い乳房の谷間に全力で射精した。

ふはっ、これは気持ちいいぞ。

射精にともなう快感に僕の頭はくらくらしている。

どくどくとけっこうな量をだしてしまった。

麗華は僕の出したものを手でぬぐい、じっとみつめる。

量的におわん型にした麗華の手いっぱいにたまっている。

「私でこんなに出してくれて嬉しいわ」

といい、手のおわんのものをごくりと飲んだ。

僕は彼女が喉を鳴らしてそれを飲み込むのを見た。

僕の体液はすでに魔獣マンドラゴラの体液と同じものに変えてある。

それを摂取した女性を快楽に導くものだ。

「あふんっ、燐太郎の飲んだら気持ちよくなってきた……」

とろんとした目で麗華は言う。

彼女も湯船から出て、お風呂の床にごろんと寝転がる。

すごいな、寝転がっているのにその特大Jカップおっぱいはぜんぜん垂れていない。

その姿を見て、ほんのついさっき射精したはずなのにまた上を剥き出した。

僕は寝転がる麗華の上に重なる。

また口づけする。

両手でそのおっぱいにふれると指がずぶずぶと沈んでいく。

「うんっ……」

麗華は痛痒いようなそれでいて気持ちの良さそうな顔をしている。

おっぱいをもんだだけなのに麗華は気持ちいいのか。

もしかしてそこが性感帯なのか。

だからいつも僕の顔をおっぱいにあてるのかな。

僕は赤ちゃんのように麗華のピンク色の乳首を吸う。

「ハアハアハアッ……」

それだけで麗華は熱い吐息をもらす。

よし、こうなったら特大サービスだ。

麗華をとことん気持ちよくしてあげよう。

やっぱり僕の一番は彼女なのだ。

僕の目の前にある左胸の淫紋も淡くかがやいている。

メドゥーサの紋章を持つものと蛇の目（スネイクアイ）を持つものは精神的にも肉体的にも深くつながることができるのだ。

雪と魔法でテレパシーで話せるようになったのがその代表例だ。もしかすると他にもなにかあるのかもしれない。

麗華には悪いがいろいろ試させてもらおう。

しかし、僕の真下にいて苦悶とも快感ともいえぬ顔をしている麗華はかわいいな。

支配されるのがいいっていってたけど、どうやらこの顔を見るかぎり本当のようだ。

「ウロボロス」「淫魔インキュバス」「魔獣マンドラゴラ」を特技（スキル）にセットする。レベルが上がって三つまでセットできるようになったんだよな。

ウロボロスを発動させて、快楽指数を千倍にする。快楽指数とは僕が勝手につけたウロボロスの快楽への倍率をあらわす指数だ。分かりやすいだろう。

そしてついに僕はすでに鉄火のようになった自分のものを麗華の内側にゆっくりと入れる。

僕たちは今までに感じたことのない快楽に包まれた。

「あひぃ……燐太郎……ひもちいいよこれなに、なにしたの……」

麗華は涙を流しながらハアハアと吐息をもらす。ううっ、麗華のアへ顔を見れて幸せだ。彼女のこんな顔を見られるのは僕だけのはずだ。

麗華が僕の腕の中で気持ちよさそうに何度もいくいくっと喘いでいる。

「気持ちよくなる魔法かな」

僕も夢中で腰をふる。

麗華の肉の中はとんでもなく気持ちいい。大小無数の粒々が僕のものをこすったり締め上げたりしている。

以前の僕ならすぐにいってしまっただろうが「淫魔インキュバス」を発動させている。

かなり長続きできるようになっている。

麗華がその手を僕の背中にのばす。長すぎる足を僕の腰にがっちりと固定する。

どうやら僕の体を離したくないようだ。

僕も彼女から離れたくない。

小一時間ほど麗華の体の中に自分のものを出し入れしただろう。

ついに僕も我慢の限界にきた。

麗華はもう狂ったように喘ぎ、僕の両手をつかんでいる。

「もうらめぇ、もうらめぇ。いきすぎて頭が変になっちゃうよ。燐太郎ひもちよすぎるよ……」

麗華は言うと僕の口に舌をを入れてくる。

そちらもつながっていたいのだろう。

「さあ、行くよ」

僕は短く言う。

「ひいよ、燐太郎。淫紋があるから安心してなかにだしてね」

許可がおりたので僕は麗華の腰をつかむとがっちりと固定して、子宮の奥めがけてたっぷりと射精した。

これが千倍の効果か。快感が果てしなく体全身を襲い続ける。

一度だしたはずなのに前よりも多く出してしまった。

僕の体はどうなっているのだ。

引き抜くとどくどくと彼女の股の谷間から白い粘液が流れだしている。

「燐太郎のが体に流れ込んでとっても気持ち良かったよ」

麗華は言い、さらにキスをする。

胸の谷間にある淫紋が光輝いている。

メドゥーサの紋章がヤマタノオロチに進化しました。

視界に文字が浮かぶ。

麗華の淫紋が八つの頭をもつ大蛇に変化した。