第482話 土岐三郎頼芸さんのナマズ 1

 熱帯の東南アジアにお住いの土岐三郎頼芸さんの『熱帯で 暮らすワタシは よくぼや句』の「見た目より 意外と美味な 猫魚」のページをお借りしました。





【見た目より 意外と美味な 猫魚】


見た目より 意外と美味びみな 猫魚ねこさかな




 人魚みたいに上半身がネコで下半身がサカナの猫魚びょうぎょなんていないけど、英語名を直訳すると猫魚になる魚がいる。catfish すなわちナマズのことだ。魚のクセにネコみたいにヒゲが生えてるからcatfishなのだそうな。でもヒゲ以外はまったくネコに似ていない。ネコよりもウーパールーパーとかオオサンショウウオの方が近いと思う。顔もヌルヌルした身体も似ている。




 職場近くの路地の食堂前で炭火焼きのナマズの塩焼きを売っていたのでお昼ご飯のおかずにした。一匹丸ごとの串焼きである。この地ではナマズは食用。普通によく食べる淡水魚だ。養殖している人もいる。肝心のお味はサンマの塩焼きのようだった。イカつい見かけに反して以外に美味だ。皮の部分は粘り気が強く、その点はウナギに似ている。ただし、小骨が多くて少し厄介だ。




 近況ノートにナマズの塩焼きの写真を掲載しておく。




https://kakuyomu.jp/users/TokiYorinori/news/16817330662036733979




 さて数年前にご縁があってこちらの大学でちょっとした講演をさせて頂いたことがある。『シン・ゴジラで考える日本人の怖いモノ』みたいなタイトルだったと思う。パワーポイントで説明しながら進めた。その際、日本語専攻の学生も含めてほとんどの学生に誤解されたイラストがあった。




 デフォルメされたナマズのイラストだ。




 日本人なら誰しも、ああ地震関連のやつだろうなと予想して注意する。




 ところが熱帯の学生のみなさんは日本の街中にあるナマズのイラストの看板や標識、はたまたスマホアプリやTwitter(現在のX)のナマズのアイコンを見ても「ナマズ料理のお店の情報だろう」としか予想できない。ナマズは食べられる淡水魚。ただの食材の1つでしかないのだから。




 そう、ナマズが当たり前に地震のシンボルとなって瞬間で理解できているのは日本だけだ! でもこの日本の常識は世界の非常識だ。ナマズのイラストでは外国の方に地震情報の⚠️注意喚起はできない。




 だから、もし身近に日本に来たばかりの方や、長く居てもナマズの絵が地震と関連していると知らない外国人がいたら、そのことをぜひ教えてあげてみて欲しい。ウケるし喜ばれると思う。もちろん、なんでナマズが地震のシンボルなのかまで教えることができたら百点満点だ。



                         土岐三郎頼芸



土岐三郎頼芸さん、ありがとうございます。

実は超嬉しいことにナマズ調理のレシピを書いていただいているのですが、勿体ないので明日掲載します。(もう読んじゃった?)


🌻お知らせ 土岐三郎頼芸さんの『土岐の殿さまのやりなおし 〜明るい家族計画と国盛り物語』

https://kakuyomu.jp/works/16817139557665600946


🐤ナマズ、食べられるんだ!

ドジョウみたなのでしょうか?

明日が楽しみです!(小烏さん)



🐹オカン🐷様、おはようございます😊


ナマズは食べたことはありません。

土岐三郎頼芸様の近況ノートを拝見してナマズの料理が乗っていたので、食べられるんだと驚いた次第です。

あっ!明日ここで紹介されるんですね。

それは失礼しました。


英語名を直訳すると猫魚になるんですね。

面白い情報、ありがとうございます✨✨(この美のこさん)


🐎米国南部もナマズのフライをよく食べます。しかし、食べるのは口の小さい種類だけなのです。チャネルキャットフィッシュと言って今では日本では特定外来生物だそうです。地震を起こすと言われている種類のナマズは、一般人は食べません。


これって、私が幼い頃に家の前の川で捕まえていたギギュウという坂に似ているように思いますが別の種なんでしょう。ヒレに鋭いトゲがあるのも同じなんですが。


https://blog.forest-worker-inc.com/%E3%80%8Cjimotonoaji%EF%BC%9Agigyuuhen%E3%80%8D/

(@fumiya57さん)



🐨ナマズは白身でおいしいのです。

ナマズを゙釣って蒲焼にしたり、油で揚げてもおいしいです。


良く川ではえ縄すると、ナマズが釣れてました。


熱帯魚でも、◯◯キャットという魚がいますが、流石に育てるのはしませんでした。(ハヅルさん)



🐶ご紹介ありがとうございまする。レシピがないと寂しいですが、料理もレシピを書くのも本当に不慣れですのでアレでいいのか今一つ不安ではありますが、それっぽい雰囲気が伝わればと。

<(_ _)>(土岐三郎頼芸さん)






   


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