点灯むしのぴかぴかコミュニケーション
仲仁へび(旧:離久)
第1話
点灯むしは、体が光ります。
背中の部分が、ぴかぴか光るのです。
電球の筒の様になっているその部分がぴかっと光って、まわりがぽわっと明るくなります。
だから点灯むしは、それを利用して仲間とコミュニケーションをとっているのです。
ぴかぴか。
ぴっかぴか。
お元気ですか?
元気ですよ。
ぴかぴかぴっか。
ぴっかっか。
いいお天気ですね。
今日も晴ればれ。
そんなコミュニケーションは、とっても楽しい。
背中をぴかぴかさせていると、ちょっとだけ温かくなるから、なんだかここちいい。
だから、誰かと繋がり合う事はいいことづくめだと点灯むし達は思っているのです。
暇さえあれば一日中背中をぴかぴか。
点灯むしの中には、お喋り好きな点灯むしが多いです。
そんな点灯むしがあなたを見て、背中をぴかぴかさせてきたら、もしかしたらあなたとお喋りがしたいのかも。
見かけたら、仲良くはなしかけてみると楽しい気持ちになるかもしれませんね。
点灯むしのぴかぴかコミュニケーション 仲仁へび(旧:離久) @howaito3032
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます