サーシャ・アルカイドの事件簿 2

 ※本日二話更新 2/2



ラビニア・エドン公女がマルス皇太子の誕生会で薬を服薬させられた事件について


 実行犯はベン・カーター

 身内の借金のために犯罪に加担。

 ラビニア・エドンの飲むグラスに眠りの魔術薬剤を入れる。

 事件後、ダン・バルック子爵邸に逃げるが、そこで殺害された。

 (遺体は、地下室で発見された)


 魔術薬剤を作ったのは、ディビット・グランドール。 ただし、五年前に死亡。


 同僚のセナック・ダラスは、グランドール氏がなくなったあと、薬剤を手に入れた。

 

 ジム・ムクドの指示で、ダラスは東雲という工房で実験を繰り返し、薬量を判断したもよう。

 

 ムクドは、『暁』地下組織 の首領


 ダン・バルック子爵は、暁を支援。子爵自身は、エドランの密命を受けて、国内の弱体化を狙って活動をしていた。


 現在、暁とカササギ商会の関係についても捜査中。

 また、エドランがどの程度関与していたかも、捜査が待たれる。


※第三部は八月後半の予定です。

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