『二度目』の初対面
春麗らかな日の午後。
「ヴィオラ。残念だったね。あんなに楽しみにしていたのに…。」
ルチェドラトは、こんなによい天気にも関わらず、ベッドに横たわる小さな妹の傍らで椅子に腰を掛け、パールがかった青紫の艶やかな髪を愛しげに撫でながら、気の毒そうに声をかけた。
本当のところ、ヴィオラがこの日を楽しみにしていたのは六歳になる前のことで、今は楽しみと言うより不安の方が大きかったのだが、それは彼女の秘密だ。
「ええ…。お兄さま…。もうセヤ国の王子さまと試合なさったの?」
ヴィオラは長い時間横になっていたせいか鈍く痛む頭を起こそうと、起き上がった。
今日から三日間、二人の父であるタラ国王の在位五周年を祝いに、セヤ国の国王が九歳の息子ノワール王太子を連れて滞在することになっている。
初日の昼にはノワールの希望でルチェドラトと剣術の試合が行われ、次の日は城の庭園で三人でピクニック、その夜には生まれて初めての夜会にも出席する予定であった。
本来、王子は十五歳、王女は十六歳にならないと夜会には出られないが、今回初めてこの国を訪れるセヤ国のノワール王子への歓迎の意味も込めて、夜の舞踏会のほんの僅かな時間だけ、十歳のルチェドラト、九歳のノワール、七歳のヴィオラも出席することが許されていた。
そのためにヴィオラは、昨年から猛烈にダンスや礼儀作法を仕込まれる事になった。
六歳になるまでは決してよい生徒とは言えなかった王女は、昨年からメキメキと上達し周囲を驚かせた。
この春までの一年間、ダンスや礼儀作法の授業を受けながらも、ノワールとの接触をどう乗り切ろうか考え抜いた結果、
「やっぱりなるべく接点を持たない方が、お互いの身のためじゃないかしら」
と仮病を使うことに決めていたのだが、実際に高熱を出して祝賀会の数日前に倒れた。
祝賀会当日には、ほんの少しばかりの頭痛があるだけだったが、この際だから体調が回復しないと言うことにして休んでいた。
数ヵ月前の冬にも高熱で死の淵を彷徨った七歳の王女は、誰にも疑われることなくベッドで休むことを許されたのである。
優しいルチェドラトは、ノワールとの剣術の後にノワールが少し部屋で休むと言うので、大急ぎで妹の様子を見に来たのだった。
「うん。ノワール王子はとても強かったよ。」
そうか…そういえばお兄さまはノワール殿下に全敗してしまうんだったわ…。
「少し危ないところもあったけど、なんとか全勝できたよ。ヴィオラにも見せたかったな。僕の方が年上だから負けるわけにはいかないと思って頑張ったけど、九歳の頃の僕なら間違いなく負けてたよ。実際、ちょうど一年前の春には歯が立たなかったし…。試合の後には二人で稽古をしたんだけれど、ノワール王子はとても重い剣を使っているんだ。でも、この一年で僕も上達したような気がする。きっとヴィオラのおかげだね。」
「まぁ…!すごいわ!お兄さまが全部勝ったの?」
「うん。そうなんだ。年上なのにこんなに喜んだりして情けないかもしれないけど…。」
「ううん!お兄さますごいわ!お父様もお師匠様もおっしゃっていたじゃない。ノワール殿下は大人も負かしてしまうくらいの腕前だって!」
兄の勝利を喜びながら、ヴィオラは前回と違う結果になっていることに驚いた。
そうか、前回と違う生活を送っていれば結果は変わってくるのね!
でも、ノワールはかなりの自信家で…、負けるなんてこれっぽっちも考えていなかったはず…。
どうしているかしら…。
昨年の試合では、お兄様は負けた上に防戦一方だったと話していたから、今回その相手に全敗したのはノワールにとってかなりショックだったはずだ。
ヴィオラは、『一回目』の自身の初恋の相手に、「会いたくない」と思う一方で、「無性に会いたい」ような気持ちでもあることに驚いた。
翌日、ヴィオラは周囲の勧めと本人の希望で、今日のピクニックだけ参加することになった。
昨日より更に輝くことが約束されたような晴れた朝。
春麗らかな王宮の池のほとりで、料理人達が腕を振るったバスケットいっぱいのランチを食べる。
ただ、それだけのことだったが、ルチェドラトもヴィオラもとても楽しみにしていた。
普段は元気そうに見えるが、突然ぐったりと高熱を出す王女の行動範囲は、両親によって「宮殿の中と庭園のみ」と決められている。
そんなヴィオラにとって、馬車に乗るなど滅多にないことだ。
宮殿から馬車でほんの十分ほど行った、大きな木に囲まれている庭園はずれの池のほとりでのピクニックは、まさしく小旅行である。
瞳を輝かせ、明らかにワクワクしている妹。
いつも勝ち気で、やや不遜なふるまいの多いノワール王子はテンション低め。
車寄せで対照的な二人の様子を認めたルチェドラトは、
「うーん。」と困ったように微笑む。
――ノワールのこの仏頂面…。昨日の試合に全敗したことが原因だろうけど、初対面のヴィオラに対して失礼じゃないのかな…。
顔に貼り付けた美しい微笑みの下で、ルチェドラトは腹立たしさを覚えた。
初対面の二人が簡単に挨拶を済ませると、三人は同じ馬車に乗り込んだ。
馬車に揺られ、景色を楽しむヴィオラと病み上がりの妹を気遣うルチェドラト。
二人の様子を見たノワールは、ヴィオラが、昨日まで臥せっていた事を思い出した。
――ああ、この王女も身体が弱いんだったな…。
不機嫌な気持ちのまま、真顔でヴィオラを見つめ、自国で待っている可愛い妹を思い出した。
真顔で妹を見ているノワールを見て、ルチェドラトは不快な気持ちを押し殺しながら、笑顔で話し始めた。
「妹は、馬車に乗ることも滅多に無いものですから…、今日は出掛けられて本当によかった。ノワール殿下が来てくださったおかげでピクニックの予定が流れずに済みました。」
兄の言葉をうけて、ヴィオラも緊張しながら笑顔で礼を述べる。
「ノワール殿下、ありがとうございます。」
礼を欠いた態度の自分に対して、ゆかしく朗らかな兄と妹の様子は眩しいほどで、ノワールは幼い自分を恥じ入る気持ちが芽生えるのを感じた。
だが、すぐには気持ちを切り替えられず、態度をあらためることができなかったノワール少年は居ずまいを正して無言で頷いた。
池が見渡せる丘に着くと、敷物が大きく広げられた。
そこから少し離れた池の前の平らな場所に手際よくテーブルセットが置かれ、同行した者達が瞬く間にお茶の支度を終える。
ヴィオラは敷物の上にのびのびと座り、二人の王子は池に近いテーブルセットに腰を掛けた。
周囲の樹木が爽やかな風に葉を揺らし、池の
滅多に来られないこの場所で、景色を堪能する妹を愛しげに見つめたルチェドラトが目の前の相手に視線を移すと、ノワールの様子が先程とは異なることに気がついた。
昨年までのルチェドラトにとって、セヤのノワール王子は、年下ながらその利発な言動と剣の強さで、尊敬にも似た感情を抱く相手だった。
だが、約一年の間に少しずつ周囲との関係を見直しながら、
そのノワールが今、居心地悪そうに何かと葛藤しているようだ。
おそらく、先程までの礼儀に反する態度について詫びるべきか、このままやり過ごすか考えているのだろう。
ルチェドラトは、助け船を出すべきか迷った。
こちらはそんなこと気にしていないので楽しくやろうと言う態度を示してやるか、気分が優れないのかと気遣う様子を見せ、それとなく先程の態度について彼自身の口から言及しやすくしてやるか…。
どちらが彼にとっていいだろう。
穏やかな気持ちでノワールを見つめていると、彼は意を決したようにルチェドラトを見た。
「昨日の試合は…、完敗でした。」
――なるほど…。そこから来るのか。
ルチェドラトはそのままノワールの次の言葉を待った。
「もっと鍛練して…次はいい試合が出来るようにするつもりです。」
それで、充分だった。
剣に絶対の自信を持っていたノワールは、昨日の試合の後しばらく茫然自失とし、それからも憮然たる顔で過ごしていた。
今まで一度も負けたことのない相手に完敗し、それを言葉に出して認めることは、彼にとって勇気がいることだったに違いない。
勇気を出して敗けを認めたノワールの言葉と眼差しに、精一杯の誠意を感じたルチェドラトは気持ちよく応じた。
何も言わないが、ルチェドラトの親しげな笑顔はノワールを元気にした。
「ヴィオラは、敷物の上に座るのが好きなんだ。普段はなかなか許されないことだから…。」
椅子に座ると思っていた王女が、一人敷物に嬉々として座るのを「椅子に座った方が楽だろうに…。」と、思っていたノワールは、なるほどと頷いく。
それから、ルチェドラトがいつの間にか親しげな言葉づかいになったことに気がついて嬉しくなり、これまでになく打ち解けた気持ちになっていた。
楽しく会話を弾ませていると、やがて昼食がととのい、ノワールは驚いた。
自分達のテーブルには従者がつき、何不自由ない世話をうけたが、王女の周りでは広い敷物の上で、使用人たちも食事を始めたのだ。
王女を中心として、皆でヴィオラに気を配りながらも、まるで兄や姉のようにワイワイとサンドイッチ等を摘まんでいる。
「やぁ、驚かせて申し訳ない。妹はああして食べるのが大好きなんだ。だが、なかなか機会がないもので…。どうか気を悪くしないでやってほしい。」
「ああ、いえ…。そんなことは…。」
不思議な光景をしばらく見つめていたノワールは、あることに気がついた。
敷物の中央に座る王女のすぐ近くには、貴族の子女や奥方であるとわかる服装の上級侍女や護衛、従者、その周りには下僕、下級侍女、そして御者までが同席を許されているが、どうやら階級別に座っている。
ただ、座り順はそうであっても、皆で料理の皿やナフキンを回しあい、仲睦まじく食事や会話を楽しんでいる。
王女は病み上がりで食が進まないのか、「これならさっぱりしている。」
「この野菜スティックはみずみずしくて食べやすい。」
「お肉も一口」
等と、皆に口々に声をかけられ、かいがいしく世話を焼かれている。
王女は、言われるがままにのそのそと食べながらも楽しげだ。
特異な光景だが、この春の風の気持ちよさとあいまってなんとも好ましい。
ノワールは、ふと側に控える若い従者に気がつき「君は…、行かないのか?」と声をかけた。
主人である王太子の前で余計なことだったか…と、ルチェドラトを見ると、彼は少し驚きながらも好ましそうに微笑んだ。
「彼も行かせていいかな?」
「ああ、ええ。もちろん。」
「ダンテ…。君もあちらで食事を。」
ダンテは、王子達の会話を聞きながらも当然断るつもりでいたが、ルチェドラトが選択の余地を与えない言葉を発した為に、有り難く受けるしかなかった。
ルチェドラトは、楽しそうにダンテを見ている。
王太子の従者として、妹王女の希望をとやかく言うつもりはないが、敷物に王女殿下と共に座って皆でワイワイ食事をするなど、ダンテにとっては到底受け入れられない事だった。
数ヵ月前の小春日和の日に、ここに来たときにも、
「誠に恐れながら、従者たるものそのようなことは到底…」
と自分だけは頑なに固辞した。
だが、今は異国の王子の前である。「従者たるもの」主人に異を唱えるようなことは言えなかった。
深々とお辞儀をして、逞しい身体を引きずるようにトボトボと敷物の方へ歩いていく。
ルチェドラトは、その後ろ姿を楽しそうに見守った。
「ノワール殿下のおかげで、今日は面白いものが見られる。」
「?」
「ダンテは、今まで一度もあの輪の中に加わったことがないんだ。」
ダンテを迎えた一同は、ザワザワと驚いた様子で彼に笑顔を向け、王女に近い場所を譲った。
ルチェドラトは、ヒラヒラと手を振って微笑み、ノワールは、固くなりながら会釈を返す。
ヴィオラは、親しげな笑顔を二人に送った。
ダンテは始めこそ居心地悪そうにしていたが、皆に話しかけられ、歓待されるうちに寛いだ気持ちでヴィオラと話し始めた。
「まぁ、ブルーベルがあの森に?もう咲いているかしら…。」
「どうでしょうか。よろしければ後程私が確認して参ります。ここから歩いて五分程ですので…。もし咲いていれば、観に行かれますか?とても美しいですよ。」
「それは…。もちろん行きたいわ。お許しが出れば…。」
ヴィオラは、近くの侍女を見た。
すると侍女の隣にいた護衛が
「いざとなれば私がお運びいたします。」
と援護してくれた。
「ルチェドラト様のお許しが出れば私は特に異論はございませんわ。」
侍女は甘やかすように優しく微笑み、ヴィオラは瞳を輝かせる。
「本当?では後で頼んでみるわ!」
和やかに食事が済み、敷物が手際よく片付けられると、ヴィオラは兄のもとへ行き、ブルーベルの群生地を観に行ってもよいかと尋ねた。
すると兄は、自分とダンテで確認してくるからそれまでここで待つようにと言って、ノワールに妹を頼んだ。
「ノワール殿下、少しの間、妹の相手をお願いしても?」
「はい。もちろん。」
「よろしくお願いします。ノワール殿下。」
ノワールは、馬車の中での無愛想な様子はどこにもなく、感じよくヴィオラを迎えた。
その笑顔を見て、ヴィオラは『一度目』のノワールと遊んだ時のとこを思い出した。
あの頃は自分も身体がずいぶん丈夫で、お転婆だった。
三人でかくれんぼしたり、ボート遊びをして楽しんだ。
日焼けした少年は逞しくて快活で、先頭に立ってあちこち探検する姿に
「こんな方がお兄さまだったら毎日どんなに楽しいだろう」と思ったものだ。
今の彼はあの時よりも静かな印象だが、笑顔はやはり素敵だった。
「ルチェドラト殿下は、とてもいいお兄様ですね。」
すっかりルチェドラトに懐いたノワールは、本心から妹王女にそう言った。
「はい。自慢の兄です。」
嬉しそうに微笑むヴィオラを見て、ノワールは素直に「かわいいな。」と思った。
「昨日、ルチェドラト殿下と剣術の試合をしました。」
「はい…。」
――ノワール殿下は全敗したのだ。悔しいだろうな…。わたしは、なんとお答えすべきだろう。
ヴィオラは、ティーカップを静かにおいてノワールの言葉を待つことにした。
「僕は、剣術の試合でルチェドラト殿下に負けたことが無かったので、とても残念でした。そのせいで、今朝あなたにも失礼な態度を取ってしまって、大変申し訳なく思っています。」
「……。そんなこと…。」
幼い王女を困らせた事に今更ながら気がついたノワールは、話題を変えた。
「そういえば…、ブルーベルというのはどんな花ですか?」
「それが、私もまだ実物を見たことが無いのです。物語の中に妖精の森としてブルーベルの群生地が出てきたのを読んだことがあって…。」
「なるほど…。咲いているといいですね。」
「はい。あの…。」
「はい。」
「次はきっと勝てますわ。ノワール殿下はとても重い剣を使っていらして、とてもお強いと父も兄も申しておりましたもの。」
ヴィオラの言葉から素直な応援の気持ちを受け取ったノワールは微笑んだ。
「ありがとう。次は勝てるように精進します。なかなか難しいことだとは思いますが…。ルチェドラト殿下がとてもお強くなっていて…正直驚きました。」
「…。兄は…努力を続けることが出来る人なのです。得意なことでも、苦手なことでも…。努力して…例え結果が伴わなくても無駄なことは何もないと申しております。私はなかなかそんな風には考えられなくて…、そんな風に努力し続ける事ができる兄を尊敬してるんです。」
――ああ、これではまるでノワール殿下には努力が足りないと言っているように聞こえてしまったのではないかしら…。
元気を出してほしいだけだったが、そうは聞こえなかっただろう。
会話の下手な自分を相手にしなければならないノワールが気の毒だった。
ノワールは、気を悪くしたかもしれない。
ヴィオラは心配したが、ノワールは気持ちよく応じた。
「いいお兄様ですね。」
思いがけず朗らかな答えが返ってきたので、ヴィオラは嬉しくなり、瞳を輝かせた。
「ノワール殿下も、スィートピー王女殿下にとって、誰よりもいいお兄さまだと思いますわ。まだお会いしたことはありませんけれど、お手紙にはノワール殿下のお話がたくさん出てくるんですよ。とてもお優しくて、強くて、頼りになるお兄さまだって…。」
「……。」
妹とヴィオラが、手紙のやり取りを始めた事は聞いていたが、自分についてそんなに書かれているとは知らず、ノワールはなんだか恥ずかしくなった。
――ああ…。なんだかとても楽しいな…。
妹以外と、こんなに寛いだ気持ちでお茶を楽しめるとは思わなかった。
タラの国の王女は、自分にどうにかして気に入られようとへつらう様子もなければ、怯えた様子もない。
女の子とのお茶の時間がこんなに楽しいとは知らなかった。
二人を迎えに来たルチェドラトが
「素晴らしかったよ。是非観るといい。」と迎えに来た時、ノワールは楽しい時間が終わることを残念に思い、ヴィオラが瞳を輝かせて兄を見上げるのを切ない気持ちで見つめた。
訪れた新緑の森の中に咲き誇る青紫のブルーベルは、所々光が差し込む森一面に絨毯のように広がっていた。
ヴィオラが読んだ物語の「妖精の森」さながらの幻想的なその雰囲気は、人を寄せ付けない美しさがあった。
一同は森の入口に立ち尽くすように、その景色を楽しむ。
ノワールは、美しい景色の中で仲睦まじく微笑みあう兄と妹を見た。
彼は、昨日一年ぶりに会った一つしか違わないルチェドラトが、ずいぶん大人びたと思っていたが、ヴィオラ王女も、妹と一つしか違わないのに何かが違うと感じた。
こうしていると、ルチェドラトもヴィオラもとても穏やかで落ち着いた兄妹だ。
この二人には、今の自分がさぞ幼く見えることだろう。
今朝までのイライラした敗北感が嘘のように、負けは負けとして新たな目標が出来たのだ。と清々しい気持ちになっている事に気がついたセヤの王太子は、今回のタラ国滞在で多くを学んだ気がした。
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