躑躅ぃぃぃぃー(இдஇ )
空也と似たような理由で生まれながらに厭われていたのですね。だから空也のことが放っておけなかったのかしら……うぅーん、奥深い。番外編まで奥深い!
あと地獄菩薩様、躑躅を助けてくれてどうもありがとう!!
そして二人の関係を最後に書いてくれて、スキマさんどうもありがとうーーーー!!
作者からの返信
月音さん
うぇええええん!!( ;∀;)
お読みいただき、素敵なコメントにお星さままでどうもありがとうございました!
空也は直接的な痛みは与えられてなかったものの、寂しい子供でしたが、ここで紫色を持った彼の過去はもっと痛々しいものだったのかも。
賽の河原で誰よりも強く、疾く、非道な鬼になろうとしていたはずなのに……放っておけなかったのでしょうね。
閻魔大王が本編のラストで背を向けたままの地蔵菩薩へかけた言葉は、果たして誰に向けたものだったのか。二人の関係でまた違って聞こえるかもです。
こちらこそ、二人だけでなくこちらの二人の物語まで追ってくださり心から感謝です!!いつも有難うございますー!!
どうして躑躅はあんなに優しい鬼なのだろうとは思っていましたが、まさかここで語られるとはー!!(狂喜するファン)
生まれは罪にあらず。まさにそうだなという言葉なのですが、昔は生まれがすべてで決まってしまう世界ですものね。地獄でもそうだなんて、まさに地獄…(語彙)ぼんぼんを捨て置けなかったのも、その異様な出で立ちのおかげでひどい目にあってきたのだろうなと悟ってしまったからなのかな…。
地蔵菩薩さまも、本編では苦労人(笑)のイメージでしたが、こういう繋がりがあったのですね。この方の最後の登場シーンとっても好きだったので、さらにイメージが固まる感じがしてうれしかったですo(^▽^)o
誰よりも疾い足というのも、のちの躑躅の姿を考えるとちょっとしんみりしちゃうところでもあり、でもそのぶん彼の決意が見えるポイントでもありましたね。あああ、色々と想像が捗ります〜〜!!(にこにこ
素敵な番外編をありがとうございました!またいつでも…いつでも、お待ちしております…!!(;ω;)
作者からの返信
文遠ぶん さん
お読みいただき、素敵なコメントにお星さままでどうもありがとうございましたー!!
わぁあ嬉しい!鬼の色が五色と知ったあたりからぼんやり考えていたお話で。元々賽の河原の一介の鬼であるはずの躑躅ですが、その名前を地蔵菩薩と空也以外知らないって発言や書物を寄越せと強請れたのも、実はラストへの伏線だったのでした(´∀`)
身分や場所で全てが決まってしまう世界。彼自身は紫色だからと痛めつけられた過去は消化して、誰よりも非道な鬼になろうとしてましたね。
だけどそこにやってきた白いぼんぼんが何だかほっとけなくなっちゃう…というお話でした。
親子のようには育てていないものの、掬い上げて生きる場所を与えた地蔵菩薩。この人の心のうちは如何様なものだったでしょうね……。
そうなんですよ!疾ることが大好きなはずの彼は、それを引き換えにしてでもその後の世を葛籠の姿で過ごしてるんです。(にこにこしていただけて嬉しい)
こちらこそ、嬉しいコメントを本当にありがとうございます!
またもしかしたらどこかで……!!笑
まさに読みたかった前日譚!!
こうしてみると、地蔵菩薩というのは救世主ではあるけれども超越者ではなく、人や鬼と同じ目線の高さで衆生を救うのですね。
躑躅の強さが鬼の域を逸脱していること、まさに朱を奪うものであったことが、空也との物語を通して明らかになりましたね。
作者からの返信
だいなしキツネ さん
お読みいただきありがとうございますー!
嬉しいお言葉をありがとうございます!本編では入れられなかった、躑躅とお地蔵さまの関係を掘り下げてみました。
わざわざ悟りを開かずに六道を巡ると決めた地蔵菩薩は、少し感覚が生者寄りなのかなと。
朱を奪うの部分を拾ってくださり感謝です!
元々は正しくないと言われた色を持つ彼が、その後どうなっていくのか。その言葉と彼の色をかけたタイトルにしてみました♪
躑躅ー! 前日譚が読めて嬉しいです!
「鬼は泣いてはいけません」
この言葉がぐっときますね。
本編の彼は、無慈悲と見せかけてそれが慈悲になるような言動をしていたように思います。心根の優しさは生来のものだったんですね。
作者からの返信
陽澄すずめ さん
お読みいただきありがとうございますー!
そういっていただけて嬉しいです( ;∀;)地蔵菩薩が彼に少し甘いような厳しいような事情を掘り下げられてなかったので、今回短編として書いてみました。
地獄では慈悲とは仏のみが与えられるもの、そして悲しい思いや憐憫の情に負けずに強く非情でありなさいという教えが「泣いてはいけない」に込められていたのかなぁと。
彼自身も、望まれず疎まれてきて誰とも一緒にいられなかった存在だったからこそ、時にはそれが救いでもある……とあっさりと切り捨てたり食べたりしていたのでしょうね。なんだか不良息子みたいに育ってますけどもw
これは……何かもう存在の根源レベルで、空也さんと躑躅さんは親子なんだなぁと。
色で疎まれ排された彼が、同じく普通ではない色の小さな子供に惹かれたのは、縁だったのでしょうねぇ……。
空也さんが外見のことで罵られると怒るのも、似た過去をもつからなのでしょうか。
今は自力で走ることはできない躑躅さんですが、空也さんとの絆により、今もこれからもやはり、止まらず旅をし続けるのでしょうね^ ^
作者からの返信
はとしろ さん
こちらの前日譚もお読みいただき、本当にありがとうございます!
地蔵菩薩さまのあの態度は、こんな過去の出会いがあったからなのでした。
そして躑躅自身はこのことをあまり気にしていないのですが、河原で空也が「自分は白いから」と言った時にあれ?と思ったのかもしれません。
不思議な巡り合わせで出会った二人、躑躅本人は自分の外見をなんとも気にしておらず、実力でその後生きていたので、空也が外見の事を指摘されるのも落ち込まれるのも嫌みたいです(過保護)
今や走ることはもちろん、手も足も出ない葛籠になりながらも、一緒に旅をするし別に悪くねぇなと思っている躑躅なのでした笑