沈んでいく午後
微熱に沈んでいく午後
心まで
酷く重い手足を
布団に横たえている
なんでや、なんでや、と
もどかしく掠れた声で呟いて
流れていく雲を見る
わたしを残して
雲は遠ざかっていく
自由が遠ざかっていく
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