往生際が悪いので

剥き出しの神経には

漂う粒子すら痛く

強すぎる光は

目をくらませて

わたしは立ちすくむ


身を震わせて縮こまり

それでも、と

胸のなかでつぶやく


往生際が悪いので


いくつもの

それでも、を繰り返し


わたしは生きてきたのです


わたしは生きていくのです

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