足元

こんなにもろ

グラグラと揺れるものだったのか

不安定な現実より

自身の心の頼りなさに愕然がくぜんとする


我が足の無意識の震えに

気がついた時

自覚していたつもりの弱さが

まだ甘いものだったと思い知る



わたしは此処にいるのに


たった今

まっすぐ立てているのかすら

どうにもわからなくなっている

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