空は晴れているのに

空は晴れているけど

わたしの心は

灰色雲に覆われたまま

雲の切れ間が見つからなくて

声は胸のなかに沈むばかりで

喉を言葉が詰まらせる


うたた寝を繰り返しながら

そのたび哀しい夢をみて目が覚める


追いつけなくて追いつけなくて

息切れをしながら膝をつく


空は晴れているのに

どうしてあんなにも遠いんだろう


まるで別の世界のように

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