第4話 戦乱

 戦後1年目、この時に隣国のカルマール王国の侵攻を受けた。

 騎兵隊と騎士団による快速侵攻、この狼煙を受けた反撃に黒竜騎士団が即応に出撃。

 馬、ペガサスに高速移動、装甲車、戦車を部隊単位で高速移動。

 布陣した少し丘に面した右側、少し林に面した左側。

 ソシア

 「装甲車を出せ、拳銃弾に薙ぎ払え」

 命令が下る。

 この銃座から射撃の嵐、御者と二人の護衛はライフルに射撃。

 ソシア

 「カービンライフルに射撃&移動だ」

 カービンライフル、小型と軽量なライフル。

 旗手も軍旗に移動。

 射撃と移動を繰り返す黒竜騎士団、快速侵攻側も装甲車、黒竜騎士団に苦戦。

 ソシア

 「まあいい、帰陣する」

 引いた形。

 本隊は近衛兵団と話し合いも兼ねて遅い。

 この後に周辺貴族の軍が集まる。

 ソシア

 「快速侵攻用に特化した騎兵隊と騎士団だ、装甲車の射撃に激減したがな」

 新兵器の装甲車、この性能と弾を高速に消費する機関は、出費も嵩むと採用に消極的な貴族社会、戦車も少数が採用した位。

 辺境伯

 「装甲車か、カービンライフルで十分かな」

 ソシア

 「強力だぞ?」

 辺境伯

 「そうかもしれん、だが、私は古い騎士だ、カービンライフルが限界だ」

 ソシア

 「成る程、ペガサスも油を投下する、戦車部隊は爆弾弾を装填、ペガサス隊は油投下」

 この攻撃に炎上した敵側。

 辺境伯

 「君は新しい戦術が好きだな」

 ソシア

 「ああ、ハイライダーチャージといこうか」

 馬のハイライダーチャージ、この使い捨て拳銃を使用した突撃。

 この一撃に敵側は退却した。

 ソシア

 「追うな、伏兵でもはってる」

 この後に敵側は消極的に戦い、黒竜騎士団以下は積極的に戦い。

 釣り野伏せを試したも警戒心から失敗。

 この一進一退を重ねた。

 ソシア

 「戦い難い快速侵攻用だ」

 辺境伯

 「後続から重装騎兵が列にくるね」

 ソシア

 「成る程、ペガサス隊、重装騎兵に油を投下しろ」

 離陸したペガサス隊、油を重装騎兵に投下。

 この重装騎兵隊は退却。

 ソシア

 「上手くいくも、逃げ足上手」

 エレナ

 「簡単に減りませんね」 

 マリア

 「上手く防御してますね」

 ソシア

 「停戦したい、ペガサス隊、手紙を投下しろ」

 手紙を書いて、ペガサス隊に投下、相手側から槍投げに返した返答は停戦に応じる。

 後は外交官の席、この引き分けに終えた。

 予備兵力と訓練専門の教導団を創設、この内容と装甲車の配備が大規模に始まった。

 戦車の野戦砲より小型と軽量なライフル砲を搭載した戦闘車を配備。

 この他に対空装甲車を配備開始。

 ソシア

 「厳しい。先ずは前回のお復習だ」

 快速侵攻用の騎兵隊と騎士団、この戦い難さは断トツ一位、弱点は装甲車とペガサス隊。

 将軍会議の受難、快速侵攻用の騎兵隊と騎士団対策。

 古参の将軍

 「最近は新しい戦術、新しい兵器、新しい戦略、新しい侵攻軍、なんでもかんでも新しいばったかりだ」

 ソシア

 「そう愚痴るな、快速侵攻用は断トツの戦い難さ、この地味に優秀、しかも重装騎兵もつれた、歩兵はだせん」

 近衛兵団将軍

 「駆逐ですな、歩兵では厳しい」

 ソシア

 「カービンライフルで射撃&移動、これに減らすしかない」

 古参の将軍

 「歳かの、槍で殴りあった時代が遠いの」

 ソシア

 「必然的に装甲車か、ペガサス隊、だが、馬魔術師兵団を予想したら早い」

 古参の将軍

 「強いじゃろうが、魔術にしろ、魔法は精神力負担、でもって馬に乗れるかじゃな」

 ソシア

 「そこだな、騎兵隊が魔術師兵団を運ぶやり方と思う」

 古参の将軍

 「成る程、確かに」

 ソシア

 「これで、魔術師兵団と騎兵隊が仲良く戦場に飛び跳ねるな」

 首都防衛専門の近衛兵団には関係ないも、新兵器に対抗した軍事要求は激しい段階に位置した為に簡単な予算編成が困難な時代。 

 輸送将軍

 「バリスタ、カタパルトも装甲付きに戦車になるも、厄介だな」

 輸送護衛将軍

 「真剣に魔術師兵団を雇うか?」

 ソシア

 「そうだな、軍人としての魔術師なら雇う範囲にあるな、他は困る」

 軍人としての魔術師兵団を雇う流れ、この大規模な募集に、多数が応じた。

 面接と試験、軍人の魔術師を優先、この段階に研究も開始。

 火器に対抗した魔術師兵団、この防御関係を、単純なプロテクト1に開始した。 

 火器の弾を改良、この試行錯誤した。

 気化爆発を利用した弾薬も開発、この他にロケット弾の気化爆発利用も進む。

 この戦車に真正面集中装甲厚MK1を投入、設計思想の軽量化は機動力の向上に寄与した。

 黒竜騎士団は真正面集中装甲厚MK1を採用。

 時代は機動力の全盛期、この時点に様々に真正面集中装甲厚MK1を投入。

 この為に一割の軽量化に成功。

 この試行錯誤の日々、真正面集中装甲厚MK1は古い騎士達にも真正面が厚いと採用。

 ライフルの主力はカービンライフルと化したアスリナ王国、治安維持部隊に歩兵用のライフルも配備開始。

 回転式拳銃、回転式ライフルはカービンライフルよりも、高価な為に一部採用枠に停止。

 手榴弾も配備開始、この手榴弾を利用したグレネードランチャーも配備開始。

 火器が発達したアスリナ王国、この他国に凶悪と呼ばれた装甲車、またペガサス隊の油投下は対空射撃前提条件と化した。 

 この3回目の戦いが発生、即応の黒竜騎士団が出撃。

 南下政策の北国を迎撃、装甲の厚い甲冑と大盾を中心に侵攻。

 ソシア

 「戦車、自走ロケット砲、攻撃開始、他はロケット弾を撃て」

 この打撃戦、この他に後退命令、地味に下がりつつ攻撃した。

 ソシア

 「グレネードランチャーいってこい!」

 新兵器投入。

 破壊力が高い兵器選択、装甲の厚い甲冑と大盾も破壊した現実にあった。

 ソシア

 「ペガサス隊は爆弾投下」

 離陸した爆撃隊。

 後退を開始した北国、この追撃は止めた停戦の申し込み、槍投げに返した返答は停戦に合意。

 外交官の席となった。

 古参の将軍

 「重装歩兵の群れが帰るとはな」

 ソシア

 「上手く凌げたかな」

 この戦後、地域の槍投げを叩き込む。

 

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