第3話 エレナの祖国
エレナ
「勝ちました」
ソシア
「勝ったが、しぶとい国だな」
マリア
「煮ても焼いても食えない狸が山になった感じです」
シニューリ
「まあ、幸いだったかもしれません」
ソシア
「だが、戦費の押し付けと、領土割譲を渋るとは」
シニューリ
「幸いだったのは、エレナが連れてきたソシアが奮闘、新兵器も投入、新戦術も投入、我がアスリナ王国は勝った一幕」
エレナ
「ええ」
ソシア
「しかしな、戦費の押し付けを渋ると、様々な支払いが停まるんだよな」
シニューリ
「そうでしょうね」
ソシア
「戦意高揚にバカバカ使用したからな」
エレナ
「高級娼婦を奢った気前がいい」
マリア
「代わりに野戦に勝ちました」
ソシア
「性欲って半端ない」
シニューリ
「問題はこれからの防衛予算が大変ということです」
ソシア
「それに関しては侯爵側から一部資金提供、また勝てるからと増税に賛成らしい」
形も進む。
エレナの祖国のアスリナ王国、勝った形に国土割譲にわく。
戦費を押し付けたアスリナ王国、この為に敵国だったユイマ王国は増税が決定した。
義勇団はそのまま黒竜騎士団に変わり、全員が騎士に昇格した。
騎士団の旗は黒色の中に金色をぶちまけた軍旗。
本隊は騎士団、兵団、防衛隊はそのまま近衛兵団に昇格した。
研究所も創設。
蒸気機関車とレールを作り、国内に整備した。
釣り野伏せ、ハイライダーチャージ、このやり方はそのまま戦術研究に入った。
戦列射撃の時代、この威力は野戦砲一斉も加わり、戦場の時代を上げた。
黒竜騎士団団長となったソシア、偵察を中心に配置、新兵器の気球も投入した偵察活動。
国境より後方に基地と関所と砦を構築。
騎士になった黒竜騎士団団員達、当然の教育があり、大変な日々。
偵察活動を中心の黒竜騎士団、装備品は軽装な防具と使い捨て拳銃とライフル。
馬とペガサスの両立した扱いに苦戦中の団員達。
文官から書類仕事も指導をバシバシに受ける。
騎士に上がると村や、集落の領地、この政治学、外交知識、社会人知識、国家知識、治安維持知識、信仰心の知識、一般教養、宮廷作法、テーブルマナーを叩き込まれる。
甘くない貴族社会、1年生達は他に近衛兵団に勉強会、騎士団に勉強会、兵団に勉強会がある。
衛兵隊に参加研修会、野戦病院に習い、治療技術の研修会も参加。
少女兵達は騎士に上がり、女性騎士と女性貴族を兼ねた。
忙しい日々に、馬車に装甲を取り付け、野戦砲を備えた戦車が配備された。
戦略兵器計画の列車砲も建造中。
女王のシニューリ、王女のエレナ、このエレナの主がソシア、またソシアのメイドのマリア。
初回は勝った、2回目は勝てるかは分からないも、高い率に勝てる予想はあったりした。
独身男性。独身女性、この結婚式も爵位の現実からあり、結婚式は祝いの席と、団長の面接、この厳しい採点と、追加教育を計算、男爵の為に貴族社会の最低限と最多を占めた。
また水路建設と運河建設の開始。
この暮らしと新兵器と戦略兵器開発計画、この戦術兵器開発計画も進み、新兵器の気球も進む。
戦車の性能は、使えるのかと疑問視も多い新兵器。
開発したガス圧給弾式機関銃、この高性能に弾があっという間に消える為に新兵器の御披露目に弾代を計算した文官が失神した。
この機関銃の拳銃弾用が近衛兵団に配備。
将軍会議の席に、馬、ペガサス、ライフル、機関銃、野戦砲、列車砲が主張に揃うくらい。
ソシア
「実は馬車&装甲付きに機関銃を載せた装甲車を配備したい」
古参の将軍
「また新兵器か」
ソシア
「今回は対歩兵用、対騎兵用だ」
輸送将軍
「まあ、性能からしては優秀なのですが」
近衛兵団将軍
「性能はいいだが、弾が持つのか?」
ソシア
「当然に拳銃弾用だ」
安価な拳銃弾用は常に兵站と輸送の味方。
輸送護衛将軍
「そうだな、欲しいな」
治安維持将軍
「拳銃弾用なら欲しいな」
装甲車が配備決定、仰角と旋回式の銃座がついた機関銃の装甲車。
上級射手と長距離射手には専用を支給した。
15㎜×100ライフル弾を撃つ対戦車用ライフルも配備。
開発されたロケット弾、この対戦車用ロケット弾が最初、簡易な操作に高い威力から人気となる。
回転式拳銃、回転式ライフルを一部採用。
火器の発達と対策兵器の発達、ロケット砲の自走を配備に関した内容は、高い威力は期待可能も補給が困難で少数配備に収まる。
周りの国々も軍備増強。
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