ついに始まる修学旅行!

のんびりと…あまりしてない修学旅行当日。

冬花に覚悟はいいか?

と、問うてみたら…


『私は出来てる!』


とのことだったので、アーロンがジンベエと

喧嘩しにいくとか言い出したレベルで大丈夫かな?

と心配しつつ俺は家を出た。


その後クラスで話を聞きバスに移動し

となりの席に座った神川さんは話し掛けてきた。



「ねぇ秋兎くん」


「何だよ舞?」


「ついに始まったわね?」サワサワッ…


「始まったな!…足の付け根を膝掛けの下からサワサワッするな!?」



もちろん、スマホで伝えた。

となりに居るのにこれは口には出せん!


「口には出せないとか…何かこう…エッチよね!」


「心の声を読むな!」


「しかし…バス移動って長いわよね?」


「そうだな…」


まぁ話してるから退屈はしないんだが…

バスが苦手なのもあるが…落ち着かないし

長く感じるよな…



「寝る時は私の胸を貸してあげるわ!」


「肩ぐらいなら借りるかもな!」


「膝でもいいわよ?」


「バスで膝枕は体が死なないかな!?」


えげつない角度になりそう!


「私が寝る時はうつ伏せで眠るからね!」


「膝枕でうつ伏せは何がとは言わんがまずい!」


絵面が!


「…まぁバスももう少しよどうせ…」


そう、一旦この後バス移動は終わるのだ…何故なら



「「飛行機苦手(なのよね)なんだよな~…」」



ここだけ声に出してお互い顔を見つめてすこし笑った


「あら、秋兎くんも苦手なの?」


「何か…怖くないか?」


「確かに地面から離れるのは不安よね?」


「そうなんだよ…」


「あれよね、エッチな漫画なら無人島に美少女数人と秋兎くんだけ生き残って漂着するパターンよね?」



「お前は何でも知ってるな?」


「なんでもは知らないわよ…エッチな事だけ🖤」


「ハートを付けるな!何かいけない気分になる!」


「絶頂してトばないように気を付けてね?」


「飛行機の話題だけにってか?…喧しいわ!」



ちなみに今更だが

俺達は…沖縄に向かっている。

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