時をかける…
のんびりとした休み時間
今日も今日とてとなりの席の
神川さんは話し掛けてきた。
「ねぇ秋兎くん」
「何だよ舞?」
「久しぶりね?」
「たまにそれ言うけど、お前と俺同じ時間過ごしてるか?」
昨日会ったばかりじゃないか?
「何だか分からないけれど…十数年たった気がするわ」
「時間移動でもしてるのか?」
「もしかしたら、秋兎くんを救うためにループしてるのかも知れないわ」
「お前、時をかける少女だったのか」
「時をかける処女よ?」
「それはあんまり見たくないな!?」
「そうね…多分、エッッなビデオだし」
「あぁ…有りそうだな」
「パロディエッッってやつね」
「お前、今さらだが詳しすぎんか!?」
「本当に今更ね…私は森羅万象あらゆるエロの探求者なのよ!」
「エロが無ければカッコいいのに…」
「エロが無いと探求者としての私の物語始まらないわよ!?」
「そんなもん、打ちきりだ打ちきり!」
「仕方ないわね…次世代に引き継ぐわ」
「引き継がせねぇよ!?」
「このエロ本をお前に預ける…とかやりたいのだけど…」
「子供をどうしたいんだよ!?」
「快楽王にならせようかと…」
「快楽王って何!?」
「この世の全ての快楽を手に入れた人のことよ!」
「意味のない言葉に意味を持たせるな!?」
「この世のなかそんなのばっかりよ」
「一瞬深いかもと思ったが激浅だった!」
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