風景画
のんびりとした休み時間
今日も今日とてとなりの席の
神川さんは話し掛けてきた。
「ねぇ秋兎くん」
「何だよ舞?」
「風景画って素敵よね?」
「景色を描くのは楽しいよな!」
「それはもちろんなのだけど…」
「ん?」
「男女が外に出て棒を握りしめて真剣に(インクを)出しまくってるなんて素敵よね?」
「お前、男女が外に出てって好きだな!?」
「それだけで素敵じゃない?」
「状況としては素敵だな!」
健全な意味でな!
「しかも今回は写生大会だしね!」
「あぁ…確かにそうなるのか?」
「女の子も射精大会に参加させるなんて…いやらしいわ!」
「さっき間違えてなかったじゃん!?」
まぁ、そう来るだろうなとは
思ってたけど!
「でも、多分マニアックなビデオであるわよね?」
「ありそうだけど!」
「景色じゃなくてマスをかくのね!」
と、彼女はドヤ顔でこちらを見てきた
俺はふて寝した。
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