騎馬戦

のんびりとした休み時間

今日も今日とてとなりの席の

神川さんは話し掛けてきた。



「ねぇ秋兎くん」


「何だよ舞?」


「騎馬戦って素敵よね?」


「すごい白熱するよな!」


「それはもちろんなのだけど…」


「ん?」


「男女織り混ぜたら究極にエロいと思わない?」


「そう思う人間がいるから分けるんだろうな!?」


「乗る人と前衛の人は性別合わせなきゃね?」


「一応理由を聞こうか?」


「異性にしたら前衛の子後頭部が気になって仕方ないでしょ?」



「た、確かにな?」


「もっと言えば上の子は股間が気になるわよね?」


「確かに…」


納得するなと言いたいが納得してしまった



「確かに思ったより当たるもんな」


「あら、秋兎くん経験あるの?」


「中学の時に騎馬戦で上だったからな。」


「なるほど…んで押し付けたと?」


「押し付けては無いぞ!?」


「…ちなみに同姓よね?」


「そうだな。」


「それはそれで萌えるわね?」


「お前の性癖は知らん!」


「秋兎くん確かに軽そうだから上が向いてるかもね?」


「そうだな…あ、でも結構強かったんだぞ俺達チーム」


「なるほど…秋兎くんは乗るのが上手なのね」


「お前が言うと卑猥だな!?」


「しかも下の人を動かすのが得意だと…ふぅ」


「想像するな!?」


「妄想よ!」


「どっちでも良いわ!」


「…受け秋兎くん…そうゆうのも有るのか。」


「新たな扉を開くな!?」

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