これからのこと2
引き続きキャンパスライフに憧れている
神川さんは話しかけ続けてきた。
「ねぇ秋兎くん」
「何だよ舞?」
「大学生って素敵よね?」
「今さらな気はするが…大人っぽくて憧れるよな!」
「それはもちろんなのだけど…」
「?」
「高校生より罪悪感無いのに数倍エロくて素敵よね?」
「罪悪感ってなに!?」
「ほら、高校生って何か手を出しにくいけど、大学生なら手が延びやすいわよね?」
「ん~…分からん!」
「なに秋兎くん…まさか小学生がいいの?…流石に引くわよ?」
「ちがうよ!?」
「じゃあ、あれOLとか?」
「ジャンルを特定しようとするな!?」
「まぁいいわ…それで話を戻すのだけど…」
「あ、戻すんだな」
「大学生のやつでよく授業中にイタズラされるやつあるじゃない?」
「お前がなぜ詳しいのはさておき…それがどうしたんだ?」
「あれ実際にやったら前はともかく後ろとか横とかから丸見えよね?」
「まぁ、そうだな。」
「でも、ああゆうのって設定はバレたくない一心で声を圧し殺したりしてるじゃない?」
「ま、まぁな?」
「でも、丸見えな訳じゃない?」
「う、うん?」
「もはや、見せつけてるわよね?」
「見せつけては無いだろ!?」
「もうあれよね?『あなた達が一生懸命頭にいれてる間に私達はあそこに入れてます』って感じよね?」
「現実では無いから安心しろ!」
「あるかもしれないじゃない?」
「無いわ!」
そう信じたいよ!
「なら、私達が第一号ね?」
「なるほど…俺の恥ずかしい姿を他の女子に見られてもいいと?」
「この提案は却下し永久凍結します。」
「よろしい。」
「代わりに私が恥ずかしい目に…」
「俺にしか見せるなバカ」
「…キュンとしたわ」
「よかったな」
「心が!」
「本当によかったよ!」
「キャンパスライフは話尽くしたし…」
何も話して無くないか?
「次は就職編ね!」
「続くんだな!?」
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