折り紙
のんびりとした休み時間
今日も今日とて
となりの席の神川さんは話し掛けてきた。
「ねぇ…秋兎くん。」
「何だよ舞?」
「折り紙って素敵よね?」
「綺麗だよな!」
「それはもちろんなのだけど…」
「?」
「されるがまま、こちらの都合で無理やり自分好みに変えるなんて素敵よね?」
「何故か闇を見た!」
いや、まぁいつもの事だが!
「くっ…お前の思い通りには成らないぞ!…みたいな?」
「何か分からないけど、ダメそうだな!」
「パパの#人繋ぎの大秘宝__マンピース__#の中にあったわ!」
「うん。字も違うし、謝ろうか!?」
俺は#○NE PIECE__巨大コンテンツ__#に
喧嘩を売る度胸は無いのだ!
望むところでは無いのだ!
「まさに、笑い話だったわ。」
「お前はラフテ○に辿り着いたのか?」
「折り紙なんだけれど…」
「あ、戻すんだな」
「大きくなると触る機会減るわよね」
「まぁ、確かにな。」
幼稚園とかでは、ほぼ毎日してたんだがな。
「まぁ、ある時期を気に増えるけどね。」
「ある時期?」
クリスマスとかか?
「小さい子に教える機会がこれからあるかも、って事よ?」
なるほど、それは楽しみだ。
俺は心からそう思った。
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