コンビニ事件!

のんびりとした休み時間

今日も今日とて

となりの席の神川さんは話し掛けてきた。



「ねぇ…秋兎くん」


「何だよ舞?」


「大事件です。」


「どうした?」 


加藤さん事件です。

みたいな言い方で言ってきた舞を

ちらりと見つつ聞いた



「コンビニあるじゃない?」


「お世話になってるよ?」


「下も?」


「下はお世話になってないよ!?」


「私も上の口だけお世話になってるわ」


「お、おう」


「それでコンビニなのだけれど」


「ん?」


「エロ本消えたの?」


「あ~…確かになくなったな」


「なんで?」


「なんでって…ん~…小さい子が見ちゃうとか?」


「なるほど…」


そういや成人誌の販売をやめました

ってボード?を本棚で見たな


「確かにムラムラするかもだけど」


「コンビニでムラムラすな!」


「でも実際買ってる人を見たこと無いわね」


「ハードル高いだろうな」


夜中にマスクしなきゃ無理だ


「…時代ね」


「せやな」


規制を繰り返した世界はどこにいくんだろう

確かに未成年が見てしまうかもしれない。

でも…なんだろうな…うまく言えないけど


「「さみしい(わね)」」



「私も規制されないように気を付けるわ!」


「安心しろ俺が一生規制してやる!」

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