記念日
のんびりとした休み時間
今日も今日とてとなりの席の神川さんは
話しかけてきた
「ねぇ…秋兎くん」
「何だよ舞?」
「記念日って素敵よね?」
「大切にしたいものだよな!」
「それはもちろんなのだけど…」
「?」
「危険日みたいで素敵よね?」
「[日]しか合ってないぞ!?」
「き、今日は大切な危険日だから…」
「何か卑猥!」
「今日は付き合って1年危険日だね」
「毎日か!?毎日なのか!?」
「結婚危険日」
「初夜かな!?」
「しかも一発当選のね!」
「言い方!」
「でもここまで引っ張ってなんなのだけど、私危険日って表現嫌いなのよ。」
「そうなのか?」
「だって…何かいやじゃない?そうゆうタイミングを危険なんて表現するの。」
「分からなくは…ない。」
「……だから」
「ん?」
「私はこれから危険日の事を記念日と言うことにするわ!」
「それはそれでややこしくならないか!?」
「結婚記念日」
「いや、だから初夜か!」
「初夜は起こるわよ?」
「まぁ確かにな!」
これには健全人間秋兎も納得であった。
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