神川 凛の休み時間

突然だが……神川 凛である。

イケメンである。

今は喫茶店の午後休みだ。

いつもよりちょっと早いが…暇だったのである




「腹減ったな…」


喫茶店…とゆうか料理などを出す店は

お客様と名乗る人物たちに 

自分がいくら腹ペコでも奪われるプレイを

楽しむところである。

つまりSMである。




「……白飯あったな」



ふと昨日余った白飯を冷凍していたのを

思い出した。



「おかずは~……ん?」



冷蔵庫を開けるとそこには

息子がお世話になっている大人の写真集が

入っていた。



「……いや確かにオカズだがなぜこんな所に?」



……舞か?

いやいや多分違う…

……思い出せ俺



「あ~……」


そう言えば昨日酔った時に舞に

この秘宝が見つかって…




『まったく……せめて娘の目に入らないところに置いてよね?』



って可愛く言われたのだ……そして





『いや~すまんすまん!ちゃんと冷蔵庫に入れとくよ!』



と、オカズだからと言う理由で冷蔵庫に

入れたのだった…



「いや、何言ってんだ俺…そして止めてくれよ我が娘!?」




「そう言えば前に秋兎くんが風邪を引いた時に元気になるようにこれよりは健全な大人の絵本を舞に渡すように頼んだことがあったな。」




あの後何故が過去最大の一撃が息子を襲いかけたけど。




あれから一年くらいか…

何だかんだ二人はうまくいってるみたいだな。


……少し寂しいが幸せならいい。



俺は男親の切なさを抱きながら

冷蔵庫から大人の写真集を取り出し

最愛の嫁の仏壇に何となく置いた。




その後過去最大の一撃が息子を襲うことに

なったのは言うまでも無い。



みんなも置く場所には気をつけよう!



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