定規
のんびりとした休み時間
今日も今日とて
となりの席の神川さんは話しかけてきた
「ねぇ…秋兎くん」
「何だよ神川?」
「定規って素敵よね」
「三角じゃなくていいのか?」
「三角もいいけど……」
まぁ確かに乗りやすそう……って
何を考えてんだ俺は!?
「色々な長さがあって素敵よね」
「もうそれ語感がだよな!?長さ違えば何でもいいだろ!?」
「股間の長さ!」
「語感だ!語感!そこだけ切り取って勘違いするな!」
「股間の長さを気にするのは小さなことよ!」
「気にしとらんわ!」
「でも、男の子は測るんでしょ?」
「測るか!……いや、測る人もいるかもしれんが」
「女の子は定規じゃ深さしか測れないわ…」
「深さ!?」
「○○○の穴の深さ?」
「伏せた!流石に伏せた!」
「どれくらい入るのかな?って計測を……」
「したのか!?」
「昔ね!」
「やめい!そんなもん入れんな!」
「何よ…?……あぁごめんなさい秋兎くん勘違いしてるわよ?」
「どこをだ!?出来れば全部であってほしいが!」
「入れたのは口よ?」
「上の?」
「今日は秋兎くんの方がイヤらしいわね」
「うるさいわ!」
「固くて苦しくてあんまり入らなかったわ……痛いし…」
「そ、そうか。…………ん?いや待て口なら口でおかしいわ!!」
「気にしない気にしない。若気の至りよ」
「いや、気にするわ!」
「心配しないで」
「?」
「下は秋兎くんの修正ペンにあげるって決めてるから。」
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