シャーペン
のんびりとした休み時間
今日も今日とて
となりの席の神川さんは話しかけてきた
「ねぇ…秋兎くん」
「何だよ神川?」
「シャーペンって素敵よね」
「……固いからとか言うのか?」
「それもあるけど……」
「あるんかい!」
「ノックし続けると先から出し続けられて素敵よね?」
「もう病気だよお前は。」
「自覚はあるわ」
「なら治せよ!?」
「嫌よ……」
「どうして?」
「楽しいからよ」
「そりゃ、毎日頭の中お花畑だわな。」
「あなたと話せて」
「えっ?」
「男の子にたいして痴態を晒すのが楽しい!」
「この変態が!」
何だよ……ちょい期待したじゃないか。
誰でもいいのか…
「今日は一緒に帰らない?」
「え?」
「ノーパンで帰るからボディガードを……」
「一緒に帰ってやるから履け!!!」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます