応援コメント

19.聖女の処遇……①」への応援コメント

  • セーラムは外見こそ威厳に欠けるという描写ですが、その言葉には説得力、そして信者たちからの信頼を得ているようで、恐らくそんなただ者ではない彼が最上階への階段を上るシーンは荘厳な舞台を余すところなく彷彿させます。

    そして呪文を唱えて扉を開ける場面は、まさにファンタジーの世界に引き込まれるような感覚を覚える秀逸さです。

    また、賢者セージシルヴィとの対話シーンでは、セーラムの純粋な崇拝の念が描かれており、彼の人間性が垣間見え、また、シルヴィの気品ある佇まいがこの場面により深みを与えています。

    今後の物語に一層興味がそそられる重厚なシーンでした。

    作者からの返信

    枢機卿のセーラムがこの大聖堂の総責任者という建付けになってますが、実は一つの役位に過ぎず、賢者シルヴィが君臨しているという事です。
    書類に目を通しサインしているのは、人望はあるが実務に弱いセーラムの仕事を代行しているからで、いずれどこかの回に述べる事もあるかもしれません。
    ご覧いただきありがとうございますm(_ _)m