応援コメント

「結」への応援コメント

  • 読了いたしました。
    伝承の霧のなかに浮かぶ、なつかしい風景。
    重い主題を含みながらも雰囲気のある、ときに流麗な描写、楽しませていただきました。
    誰も知らぬ、むかしがたり。
    だれもが、だれも知らぬところへ、いくのです。
    だからそれで良いのです。
    ありがとうございました。

    作者からの返信

    こちらこそ、ありがとうございます。
    〈霧〉という象徴を昔語りの中心に据えたら、本当に史実でも、あの山の中は雨が降ると霧を連れてきていたようです。
    私も創作の霧の中、どうにか何かを見ようと奮戦してみました。


  • 編集済

    読了いたしました。何回か戻って読み直して、また少し泣きたくなったり‥‥登場人物たちの息遣いが聞こえてくるような昔語りでした。とっても面白かったです!!どうしても、フウのことを思ってしまいます。最後の場面、切なくも素晴らしかったです。ありがとうございました。

    作者からの返信

    最後まで読了、ありがとうございます。
    女性の史実は残りにくいうえに、公の息女を正室に迎えるため、フウという人の存在をあえて消したようなところがあるらしいのです。
    事実は誰にもわかりませんが、私は、フウが本当に夫を大切に想っていたらを妄想させていただきました。
    応援、ありがとうございました。

  • 切ない……

    作者からの返信

    完結まで、ありがとうございました。
    自分が史実を知った上で書きはじめて、「あれ、途中で主要人物含め4人死ぬ」と。その他なら、もっと死んでいます。「これ、書くの」と。
    そういう人がいたことは、本当に切ないですよね。

  • 完結、お疲れさまでした。
    後半、読む手が止まりませんでした。

    登場人物に必要以上の肩入れをせず、一定の距離をもって客観的に見ているミコトさんの姿勢がいいなと思いました。
    読んでいるこちらは、ガンガン感情移入しておりましたが。

    こんなに興奮しながら読み進めたのは久しぶりです。
    ミコトさんの才能に嫉妬するくらい、素晴らしい作品でした。
    勘違いして良かった、出会えてよかったです。

    ありがとうの言葉じゃ足りないって、このことです。
    100回でも1.000回でも、感謝を伝えたいです。ありがとうございました!

    作者からの返信

    100人分、1000人分の応援を、ありがとうございました。

    私は小枝 芙苑さんのことは、『平家の押し人』と認識してました。
    ですから、小枝さんが、カン違いで我が〈領〉に、さまよいこんできたときは、『すごいヒト、来ちゃった』です。
    他にも、正門から、『こんにちはー』と先輩方がお越しになって。
    わかったのは、〈時代歴史〉モノ書く人は、〈時代歴史〉モノ読むのが大好きってことでした。

    本音として、諸先輩方の作品を読むと影響を受けて引きずられるぞと警戒しています。
    自分の〈昔語りテイスト〉でという軸を思い出して、どうにか完結できました。

    (フウの記憶のカケラに会うラストシーンは最初からありましたが、玖八郎の独白は更新前日に替わりました)

    とにかくも、はじめての〈時代歴史〉モノ、完結できました。応援ありがとうございました。

    編集済
  • 完結、おめでとうございます。
    奥三河に伝わる伝説の世界、堪能させていただきました。
    このあたりは美濃とか信濃とかいろいろとごちゃ混ぜになっているイメージがあって、そんな中、帰趨定まらぬ国人たち、そしてその家族の儚さが良く描けていると思いました。
    それだけでなく、艶っぽい描写とかもありましたし、「生きている」って感じが伝わって参りました。

    また、単に悲恋とかそういうのではなく、生きていく者たちのその思い出というか輝きとなって語られる、そういう感じの話になっていて、とても面白かったです。

    それでは、改めまして、完結お疲れさまでした。

    ではではノシ

    作者からの返信

    あたたかい応援をありがとうございます。
    ただ、フウという人の生涯が知りたくて、奥平氏関係の資料を読みはじめました。
    武将の名前と親子関係が、すっと出るようになったとき、歴史物に、はまったと自覚しました。
    本当に、支配者が入れ替わり激しい土地で。関わる国も人も最小限にしたかったです。エピソードのために美濃まで、話の足を延ばしたときは、速攻、帰らせていただきました。

    〈自分のできること〉を考えたら、〈昔語り〉という方式に行き着いたので、また、〈架空歴史物語〉をつぶやいていけたらと思います。
    重ねて、応援ありがとうございました。

    編集済