第169話 相思相愛なのか

 日本とフランスは?


 松本零士さんが亡くなった。作品の論評は省略するが、キャプテンハーロックはフランスで放送された時、60%とか日本ではあり得ない視聴率だったらしい。

 なぜ、海賊が、と思うがよく分からない。

 そういえば、大学でサルトルの本も読んだが、サルトルは日本に留学して日本語教師になるのが夢だったらしい。(なぜサルトルに敬称をつけないかって?敬意からつけないのが一般的だからです)

 我々の世代はサルトルを読むのが半ば義務的で(仏文をやってる中で)知らないとアホと言われた学生時代だった。

 高橋留美子さんのアニメはもれなくフランスで放送しているようだ。


 高校の同級生は、「めぞん一刻」のファンでなんでそれだけファンだったのか当時分からなかった。

 ヤツはあまりにも好き過ぎて、早稲田大学に受かったら、わざわざ賄い付きの下宿に入った。そういう賄い付きは未亡人といっても元気なおばちゃんが出てくるのにアホである。

 そういえばあの大阪維新の橋下徹は、彼の近所の賄い付き下宿にいたらしいという話だが、そいつの記憶にはないらしい。

 橋下徹はそんなに影の薄い学生だったのか?


 めぞん一刻は、この歳になってハマッた。

 高橋留美子さんの作品で一番好きである。

 フランスでの放送は、Juliette, je t'aimeという題名になり、下宿の名前はミモザ館として古いフランスの名画のオマージュになっている。

 フランス人もガチ勢だなと。


 キャプテンハーロックの何がフランスに刺さったのはよく分からいが、また見てみよう。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る