第137話 バーン・アウト

 何か大きな仕事が終わった時に燃え尽きてしまうことです。

 なぜか、と言うと新潟大学医学部の医師国家試験合格率が年々下がって、先生方が嘆いているようです。

 昔は合格率は高い大学でした。

 今は医師国家試験合格率が一番高いのは自治医科大学あたりでしょう。

 新潟大学は首都圏からの学生が増えて年々難化しているといわれ、合格した時点でバーン・アウトしてるんじゃないかと。

 東京大学、京都大学の医学部の医師国家試験合格率はいつも低い定位置です。研究者になるからと言っても、医師国家試験に合格しなければ研究者になっても無意味に近い話です。

 その点、入試が特殊で推薦に近い自治医科大学はモチベーションを保っているのでしょう。


 前話にも書きましたが、私は第二次ベビーブーム世代で、大学入試難度が一番高い時代でした。

 大学同級生をみてもバーン・アウトしている者が多く、有名進学高校でもほとんどが成績がぱっとしないで、気が付いたらこんな俺が大学卒業時点で成績が上の方でした。


 バブル期というのは、いろいろ検証してみる必要があります。その当時に良い人材を採用した企業は伸びて、大学名だけで採用した企業は、あまり業績がふるわなかったのを目にしています。

 バーン・アウト者を採用していればそうなりますよね

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