第24話

 朝が終わりを告げようかとしている時刻で、本来ならば出かける準備を整え終わって出かけていても、おかしくないのだが何故かいまだにガレージのお風呂場にワシは居た。


 まだ外には出ていないから、外が晴れているのか雨なのかも分からない状況であるが、一つ分かっている事と言えば、お風呂場でリーゼ以外の女の子が全裸で居るという事だけだった。


 何故こうなったかと言うと、ミミが大量に出してしまったミルクを洗い流す為なのだが、全員で入る必要はないと思うのだが、ヴィヴィアン・ジョセフィーヌ・マリーアンヌの三人の娘達は、まだガレージに慣れていない為にワシが居ないと怖いと言い出していたからだ。


 設備の使い方は、全員に一通りの説明はしていたのだが、見たことも聞いたこともない代物だったせいで、いまだに設備を使いこなしてはいない。比較的にリーゼとミミの物覚えは良い方だったから、リーゼとミミに三人を任せたいと思ってても、ヴィヴィアン達はワシの方が良いらしい。


(オジサマ、何処にいるの、オジサマァー、ミミィー何処に居るの――――)


 ヴィヴィアンの髪にこびり付いたミルクを洗い流していると、お風呂場の外からリーゼの声が響いてきており、ワシ達を探しているようだ。脱衣場に戻る前に水滴を手で落としてから脱衣場に出て、ドアを開け放ちリーゼに居場所を知らせた。


 リーゼお風呂場に全員おるぞ、リーゼも早くお風呂場においで。


(お風呂場?何処だったかな?)


 声はガレージホールの方からしているのか、リーゼの声が遠くて小さいのだ。仕方ないからワシは全裸だったが、リーゼを迎えに行く事にした。


 こっちじゃ、リーゼ。


「あっ、オジサマ発見♡私を置いてけぼりにした罰として、オジサマには私を抱っこして貰います♡」


 リーゼは、そう言うとワシの肩に両腕で掴むと、リーゼの全体重がワシの身体にのしかかってくる。リーゼのお尻を両手で鷲掴みにすると、お尻を持ち上げ肉棒に挿入してしまう。ミミと同じように駅弁での移動になってしまった。


 リーゼを脱衣場で全裸に剥くと、直ぐにお風呂場に入って行ったのだが、流石に六人もの大人が狭いお風呂場に入るとどうなるか、そんな事は決まっている。すし詰め状態になってしまう。


 既にジョセフィーヌとマリーアンヌは浴槽に浸かっているが、それでもミミ・ヴィヴィアン・リーゼが洗い場に座ると、ワシの座る場所もない状態になる。仕方がないので浴槽の縁に座ると、ワシの上にリーゼが跨ってきてしまい、またしてもワシは手狭になってしまう。


 後ろの浴槽では、ジョセフィーヌ・マリーアンヌが湯に浸かったままで、目の前ではヴィヴィアンがミミに髪を洗われている。そんな状態の場所でリーゼとワシは繋がってしまうとどうなるか、それは他の者達に迷惑なだけである。


 ワシは座ったままだが、リーザはワシの肩に両腕で掴むと自分から腰を上下に振り出し始め、生娘達を驚かせてしまう。特に目の前に居たヴィヴィアンは髪を洗っている最中で、目を瞑ったままだったから周りの状況が掴め辛かった。


「この音はなんですか?変な水音が響いているのですが……」

「えっ、何も心配しないでいいよ。リーゼがオジサマと愛し合ってるだけだし♡」


 ヴィヴィアンの口からは驚いて「えっ……」としか声が出てきていなかった。ミミはヴィヴィアンの髪を洗いながらも、器用にリーゼの尻穴も洗っていたりする。なんとも器用な事ができるなと関心してしまう。


 ミミを見ていたワシの背中に、ふっと何やら柔らかく温かい物が押し付けられてきた。後ろを振り向くと、何とか視界の端にマリーアンヌの顔がある事が見て取れた。


 マリーアンヌ、いきなりどうしたんじゃ?


「ご主人様、私にもご寵愛を頂けないでしょうか……奥様達のを見せ付けられてしまって……体が疼いて堪らなくなってしまったのです。お願いです。ご寵愛を下さい」

「私にも……お慈悲を掛けて下さいませ……ご主人様……」


 マリーアンヌとジセフィーヌからの意外な申し出にワシは困惑してしまったが、ワシもゆくゆくは、ジョセフィーヌもマリーアンヌも性交するつもりではあったのだから、時期が早くなっただけの事だと頭を切り替えてしまう。


 ワシはリーゼの穴から肉棒を引き抜くと、浴槽に入ってマリーアンヌを前から抱きしめて、マリーアンヌのアソコを念入りに弄り始める。マリーアンヌのアソコを弄りながら、ジョセフィーヌのアソコも同時に愛撫してやる。


 取り残されたリーゼは、ワシのサポートに徹してくれており、ジョセフィーヌの乳房を手で揉み始めると、口を近づけて舌で舐めたり、乳首を甘噛みしはじめた。


「あぁーんっ、奥様、乳首を嚙んでは駄目です。感じてしまいます……あぁん」


 マリーアンヌの愛撫もあらかた済んだら、肉棒を挿入する為にマリーアンヌを後ろ向きにしてから、お風呂場の壁に手を突かせて立たせていた。少し腰を屈めさせると、アソコに宛がっていた肉棒を徐に挿入してしまう。


 徐々に入れるのではなく、ある程度のスピードで貫いてしまった方が、女性には良いとか何とか聞いた事があったはずだ。徐々に痛みを与えるのはワシの性に合わないのもあるから、マリーアンヌの初めてを痛みで終わらせるのではなく、快楽で終わらせる努力をしていた。

 




  

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