第21話
調理スペースで朝餉の準備を進める。今朝の朝餉の献立は、オートミールのパンケーキとオートミールのポタージュリゾットにベーコン&スクランブルエッグを作って完成だ。
まだまだ、お腹に付いた贅肉は無くならないから、オートミール料理はワシの鉄板メニューになっておる。これを持続すれば何時かは、若い時のように腹筋が割れて見た目も良くなるだろう。
朝餉が出来上がると、ワシの後ろで控えていた五人が鼻をスンスンと嗅いでおり、口からは涎も垂れている始末だ。リーゼやヴィヴィアンに出来上がった料理をテーブルに運んで貰いながら、ワシは飲み物の用意もしている。
ミミ、早くしないと朝餉が食べられないぞ。
「んっくっ、オジサマ待っててね。直ぐにイカせてあげるから♡」
テーブルカウンターの下でミミが、ワシの肉棒を手で扱きながら口で舐めており、出来立てミルクを飲みたいとミミにワシの絞りたてを絞られている最中なのだ。
「ちゅぅ、ちゅぅ、ちゅぅ、んぐぅ、くちゃ、んんっ♡」
んおっ、でっ、でるっ。
「コップに注ぎますね♡」
リーゼとミミのミルクには、ワシの絞りたてが注がれており、ミミは嬉しそうにミルク入りのコップを自分達の席に運んでいった。朝からこんな事をする何って、前の世界では考えられなかった事だが、この世界はこの世界で、性に対してならアリだな。
ワシが席に付くと、ヴィヴィアンが号令して朝餉を食べだす。
ワシが座った席は、リーゼとミミの間の席だった。二人に挟まれる格好でワシは座っていると、リーゼが耳元で囁いてくる。
「オジサマ、ミミにだけ絞らせてズルイです。私も後でオジサマのを絞らせてくださいね♡」
ワシは無言で頷くと、リーゼは嬉しそうにオートミールのパンケーキを口で頬張って食べだしていた。リーゼの用件が済んだのを見計らい、ヴィヴィアンがワシに聞いてきた。
「ご主人様、朝餉が終わったら今日のご予定をお伺いしたいのですが」
ヴィヴィアンに今日の予定を聞かれたのだが、予定と言われてもな。行き当たりばったりで此処まで流されて着ているから、改まって聴かれても返答に困ると言うものだ。
そうだな、今日の予定は……ヴィヴィアン・ジョゼフィーヌ・マリーアンヌの三人に旅の準備をさせないといかんかな?
「旅の準備でしょうか?それならば、私達はこのままでも大丈夫です」
いやいや、このままって、旅の準備を甘く考えたらいかないぞ。水分に食料に寝床や着替えの準備を……をっ?
「どうかされましたか?」
いや……良く考えたら、此処のガレージがあれば旅の準備も要らないよな?いるとすると三人の着替えを買い揃えるくらいか?
「えっ、それじゃあ、昨日買ったリュックとかも要らないの?」
「えええっ、オジサマから買って貰ったのに……使わないの……」
大丈夫だ。リーゼとミミに買った品物は、各自で好きな時に使ってくれ。
「奥様方が羨ましいです……」
ジョゼフィーヌの何気ない呟きに、ワシは三人の顔を見やる。三人はワシから買い与えた物を羨ましいのだろう、リーゼとミミに羨望の眼差しで見やっていたのだ。
あっ、そうじゃな。今日は全員で買い物に出るか、何か必要な物があるかもしれんしな。それがいい。
「「「はい、ご主人様」」」
三人はワシの提案を喜び勇んで快諾すると、食べ終わっていない朝餉を口の中に、早く押し込むように食べだした。
おいおい、慌てて食べなくても良いんだぞ。まだ店が開くには早い時間だしの、店が開く時間までは、各自で好きに過ごしてて構わんからな。
「「「はい」」」
「時間になるまでは、好きに過ごしていいんだってミミ♡」
「きゃー、好きに凄そうねリーゼ♡」
朝餉も食べ終わり、片付けの仕方をヴィヴィアンに教え終わると、ワシはヴィヴィアンに出かけるまでに、シャワーで体を綺麗にしておく様に促してからヴィヴィアンと分かれる。
そして、ガレージのホールに出てくると、車の陰に隠れていたリーゼとミミに日本特殊ボディー製のエクスペディション ウッドペッカーの荷台に引きずり込まれた。
「うふふふ、騒がないで下さいねオジサマ♡」
「ミミにだけ絞らせたオジサマには、私がお仕置きをしますから♡」
ワシは床に四つん這いにさせられると、ズボンを脱がされた状態にされた。そして、ワシの後ろにはリーゼが下半身をスッポッポンにした状態で、肉棒をイキリ立たせており、一瞬だがワシの尻穴のピンチではないのかと、冷や汗を垂らしてしまう。
待って、待って、待って、まぁぁぁぁてぇぇぇぇぇ、リーゼ落ち着け!
「オジサマ、声が大きいです。あの三人に気が付かれてしまうよ」
「そうだよオジサマ、大声は禁止ですよ」
そうじゃない、そうじゃないからな、ワシの話を落ち着いて聞け。
「「話って何かな?」」
ワシは何で受身の状態にされておる?
「えっ、それはオジサマの穴に入れる為だよ♡」
「ミミも入れたいです♡」
おい、だから、何でそうなる?
「「へっぇ?」」
正座だ。二人とも正座しろ、小一時間お説教をしてやる。
「正座って何だろうねミミ?」
「わかんない」
ワシはリーゼとミミに正座を教えてから、お説教を始める。説教が終わったのは、二人がワシを受けが出来ないと知ってガッカリした時であった。
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