第20話

 翌朝、ワシがガレージの奥にある一室で目を覚ます。この部屋は多目的な用途で使う為に作った部屋なのだが、TV・ゲーム機・ソファ・ベッドなども置かれており、此処だけ見ても普通の家の居間と遜色はない程である。


 ワシは床の上にシュラフとマットを敷き、そこで仮眠を取ったのだが、何故か目覚めると下半身が露出されており、その露出した下半身にリーゼとミミが張り付いている。


 お前達は何をしているんだ?


「あっ、オジサマおはよう♡」

「ちゅる、ちゅる、じゅばぁ、じゅばぁ♡」


 下半身を見やるとミミが、やらしい音を立てながらワシの肉棒に、ご奉仕をしている最中だった。これが有名な目覚ましフェラと言うものなのかと、ワシは目覚めたばかりの頭で考えていたが、段々と肉棒に激しく気持ちの良い刺激が加えられていき、肉棒の拡張率は百二十%を超えようかとしている。


 まっ、待って、待って待って、おっ、イクッ……


「熱い、こんなに熱いんだねオジサマの朝ミルクって♡」

「んっくっ、んっくっ、ぷはぁ、美味しい一番絞りのミルクです♡」


 ヴィヴィアン達が居るのに、何をしてるんだ。三人に気が疲れてしまうぞ。


「んゅちゅ、それな、らぁ、ちゅう、もう三人にはバレてるよ」

「うふふふ、オジサマおはよう。私達が肉棒を加えてたら、三人は何処かに行ってしまったの、あの子達と一緒にオジサマにご奉仕しようって言ったのに、直ぐに部屋を出て行ったのよねリーゼ」


(コクリ)


 生娘には刺激が強すぎたのだろうな。ワシの肉棒は平均より長めで太いから仕方がないな。生娘が見たから恥ずかしさで一目散に逃げ出したのだな。 


「そうなんだねオジサマ♡」

「リーゼの肉棒は、もっと長くいけどね。でも太さはオジサマの勝ちだよ♡」


 ワシは肉棒で競争を使用とか思ってないからな!


 肉棒から垂れてくるミルクをリーゼとミミに綺麗に舐め上げて貰うと、ワシは三人を探す為に部屋をでるのだが、三人は直ぐに見つけた。


 おはよう。トイレで何をしているんだ。ドアは閉めてから使うのは知ってるだろう?


「あっ、ご主人様、おはようございます」

「「おはようございます」」


「ご主人様、見ないで下さい」


 トイレでは、スカートを脱いで下半身が露になっているヴィヴィアンが目に入ってくる。


 すまん。でも、何か困っているそうだし、ワシが見なければ解決もしないだろう。


「そうなのですが……では、このビデと言う物が、私の……あっ、あそ、こ、に当たっていて、驚いた拍子に叫んだら、ジョゼフィーヌとマリーアンヌがドアを開けて入ってきたのです」

「だって、あんな声を出してたら、誰だって慌てて観にくるよ」

「そうそう」


 あっ、なるほどな。ビデに驚いてしまったと、そう言う言だったのか。


 ワシは一人で納得すると、ヴィヴィアンが間近で下半身を露出させていたが、トイレの中に入るやウォシュレットの操作を再度教えはじめる。


「あの、このビデと言う物は使わないと駄目なのですか」


 ヴィヴィアンはビデが苦手の様で、ワシにビデを使わなくても済む方法を尋ねてきた。だが、ワシはビデを使えば清潔を保てると説明したのだが、此方の世界の住人には不衛生の中で生活すると病気をするのは分かるのに、何故か清潔を保つと言う事を維持は出来ない。常に清潔にしとく事の大事さを懇切丁寧に説明した。


「そうなのですが……常に清潔を維持しとく事で、病気になりにくいのは分かるのです。でも、清潔を保つにも、色々な苦労があります。それと、お金も掛かりますから、私達には無理です」


 たしかに、着替えを何着も買う余裕など無いだろうしな。この世界とワシが居た世界の常識を擦り合わせて行き、折り合いを付けて行かねば、この者達と一緒には過ごせないだろうな。


 ワシの傍に居る間は、お金は掛からずに身奇麗にする事が出来るから、今までの様な事をしないでくれ。


「「「はい」」」


「ミミ、私達も身奇麗にしないと、オジサマが嫌がるかもね」

「リーゼ、そんなの当たり前だよ。もっと、もっと、オジサマの前では綺麗にならなくっちゃね」


 後ろを見やるとリーゼとミミが、ワシの話を聞いており、何やら二人で納得しながら頷き合っておる。


 ヴィヴィアンを座らせた状態で、皆に説明を再度始めだした。おしり・ビデ・マッサージ、この違いからの説明になった。


 ビデは前の穴を洗う機能だと説明してから、ボタンを押すとヴィヴィアンの口から甘い声が漏れ出しており、快感に耐えていた。続けざまにワシは、おしりのボタンを押すと、ヴィヴィアンの身体がビクンと痙攣してしまう、見せられているワシの方が恥ずかしくなりそうだ。


 そして、マッサージを押すとヴィヴィアンの口から喘ぎ声とおぼしき声に、ワシはヴィヴィアンの顔を見やってしまう。ヴィヴィアンは顔を見られたせいか、顔を真っ赤にして俯いてしまった。


 最後に拭いて終わりだと告げた時のヴィヴィアンの顔は、安堵の表情に変わっており、これで恥ずかしさから開放される安堵からか、立ち上がると同時に足を縺れさせてしまってワシの胸に倒れ込んできた。


「すいません。ご主人様、大丈夫でしたか」


 ワシとヴィヴィアンは、盛大に床に倒れ込んでおり、下半身のスカートを穿ききれていないヴィヴィアンが、ワシの上で身もだえしている。ワシは何気なく、お尻を手で掴むと揉んでみる。


「きゃーご主人様、そこは、駄目です」


「オジサマ……なにしてるの?」

「ふぅーん、そんな風にするのが好きなんだ」


 リーゼとミミの冷たい視線がワシの胸に突き刺さり、ジョゼフィーヌとマリーアンヌ達は、目を手で覆っているのだが手の間から、確りと倒れたワシ達を見やっているのが良く分かった。


 事故だから、事故だからな!


 ワシの言い訳は、その場に居た者達に届いたかは不明である。    


 



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