第12話

 三人は獣が食事をしているのではないかと思わせる様子で、食事を続けていた。


「くっ、ミミそっちを頼んだよ」

「任せてリーゼ」


 リーゼとミミはお互いに連携を始め、ワシの口をキスで塞いでいる内に、どちらかが食べるを繰り返して、ワシの食事を妨害していた。此れはいかん、いかんのだ。このままではワシの食べる分が無くなる。


 ワシはキスをしていたリーゼを後ろに押し倒し、肉壷に指を入れて弄りまわすと、乳首にも攻撃を加え始める。この蛮行にリーゼは怒っていたが、次第に身体が感じ始めだし、身体を痙攣しはじめた。


「あっ、ぁ、あぁー、ダメ、そこはダメなの」


 アソコの入り口付近にあるGスポットを刺激する。それと同時にお腹側から子宮を優しく刺激して快感を与えて行き、リーゼのアソコを全体的に優しく愛撫する。


 右手は陰核とGスポットを刺激し、左手でお腹の上から子宮を刺激する。この攻撃を受けたら最後で、気持ちが良すぎて気絶してしまうのだよ。


「アッァ、ダメッ、ダメなの、止めてオジサマ、イクゥ、イクゥゥゥゥ」


 それがリーゼが気を失う前の言葉だった。次はミミの番である。


 ワシはミミも同じ様に後ろに優しく押し倒すと、今度は逆の手でミミのアソコを攻撃し始めていた。左手で陰核とGスポットを刺激し、右手でお腹の上から子宮を刺激した。


「えっ、今までに感じたこと無い感覚なの、オジサマ、私に何をしたの。私は変になっちゃうよ。こんな感じ知らない」


 初めてGスポット攻撃を受けたミミは、慣れない感覚に戸惑いつつだが、確実にアソコで感じている。陰道からは愛液が溢れ出しており、指を優しく出し入れしているだけなのに、愛液がピューピューと飛び出してきている。


 ワシは手の動きの早さを早めて、ミミを絶頂に導くと、ミミは抵抗という抵抗が出来ずに陥落してしまった。そして、アソコからはヤラシイ匂いのした愛液が、ドロリ、ドロリと流れ出しており、ワシはミミとリーゼの愛液を残さず舐め上げて綺麗にしてやった。


 舐めている時には二人は気絶していたが、感覚はあるようで、お尻を持ち上げて痙攣をしていた。これにはワシも驚きを隠せなくて、驚きの声を上げてしまったが、慣れてしまえば良いだけなのだ。


 二人を優しく起すと、鍋の中には食材は残っておらず、二人の悲嘆にくれた表情が哀れでしかたなかったから、ワシはレンジでチンするゴハンを取り出すと、鍋の中に打ち込みながら鍋を温めはじめる。


「オジサマのテクニックって凄いよ。私のアソコが壊れちゃう♡」

「うん♡、本当に私達のアソコが壊れちゃうから♡」


 二人はワシの両肩に胸を押し付けて甘えだしており、その可愛いクメロンを弄りながら舐め上げながら、雑炊を作っているワシは、傍から見たら変態なのだろうと、思いながら調理を続けていた。


 ほれ、先ほどのお詫びだ。これを食べて機嫌を直してくれないか。


「「怒ってないよ。嬉しいだけだよ」」


 二人に雑炊を手渡すと、二人は口でフゥーフゥーと雑炊を冷ましてから、口に運び口一杯に雑炊を頬張る。誰も捕りはしないから、安心して食べなさいとワシは伝えると、ワシは食後のデザートをクーラーボックスから取り出して準備をする。


「それは何なのオジサマ」

「黄色くて柔らかそう。リーゼの胸みたいだね」


 ワシはプリンとリーゼとミミのどれが柔らかいか実験してみた。


「「またオジサマは、私達が食事中なのに触って」」


 結論を言おうか。


 リーゼもミミもプリンちゃんも全てが柔らかかった。敗者は居ないが勝者も居ない。


「オジサマは何を食べてるの」

「私も気になってた」


 これはワシの国で作っているプリンと言うデザートだ。


「「デザート」」


 デザート、その言葉は女性を篭絡させるには甘美な響きである。ワシは自分の分のプリンを一口づつリーゼとミミに食べさせてやると、二人は何とも言えない顔をしており、雑炊を食べる速さが変わってしまっている。


 二人の分もちゃんとあるから、慌てないで食べなさい。


「「でも……」」


 まだまだ食べ盛りな二人に、きちんと栄養を取り終わらせると、いよいよ本命の登場であった。


「うわぁー、これオジサマが食べてたのよりデカくない」

「うん、デカイよねこれ」


 そりゃーな、ワシは甘味は少量でいいからな、二人は甘い物が好きじゃろ。だからな超デカプリンにした。


「「オジサマありがとう」」


 二人はワシの頬にキスをして感謝の気持ちを伝え終わると、喜び勇んでプリンに匙を突き入れて、口の中に匙を運んでいる。


「んゅゆうゆゆゆゆゆ、美味しい過ぎ」

「きゃん、何って美味なの凄い」


 リーゼが壊れてしまった。 


 ワシは二人の幸せな顔を眺めながら、食後に出す紅茶を淹れてた。


「良い香り」

「この香りは紅茶だ」


 直ぐに紅茶の匂いに気が付くリーゼとミミだった。二人に頷きながらカップを手渡し、冷ましてから飲むように言う。


「「はい」」


 二人が可愛すぎて堪らん。まるで小動物のような可愛さである。二人を可愛がれば可愛がるだけ、ワシに懐き、そして愛嬌を振りまくのだ。そんな二人を愛おしく思い出している。もうワシの側から離れないで欲しいとも思う。


 だが、二人の行く道は困難な道なのだ。何があるかは分からないが、ワシが二人を死なせたりはしない。 





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