公式配信にてツチノコの中の人への質問会(リスナー編)

時間も時間であった為、食事等雑談等をしつつコメントを拾いつつ1時間ほど経った頃

「んでだ・・・これからどう言う配信タイムラインになってるんだ?」

自分がそう質問を投げかけると1期のマネージャーが応答してくれた。

「今からはノコ先輩宛に公式の方で募ったマロと言う名の質問会でもやろうかと思います。」

「ほぉ?それから?それで終わることはないだろ?」

「その質問会が終わりましたら現在ウチに居るVtuberのみんなからの質問にも答えて貰おうかと・・・。」

元々気の強いタイプでは無い1期のマネは少しおどおどとしながら答えた。

「まぁ余り無理無茶な物で無ければ出来る限り応えるさ。なんだかんだで俺自身に聞く事も場が少ないしな。」

1期のマネである霞 笹(かすみ ささ)の頭をぽすぽすしながら了承を下した。

笹は恥ずかしそうに俯いては居たが嫌そうではなかった。

「おっちゃん・・・笹ちゃん恥ずかしそうだからやめたげにゃー。癖なのはわかるけども。」

「ん?おぉすまんな。社長以外みんな年下だから癖でなぁ・・・。」

「いえいえ大丈夫です!それではマロ&所属Vtuberからの質問会スタートします!」

その掛け声と共に配信画面及びプロジェクターへマロが表示された。

「まず最初のマロはこちらになります。」

笹とはまた別の声で司会進行が開始された。


『ノコさん卒業とデビュー決定おめでとうございます!ところで素朴な質問なのですがノコさん実年齢何歳なんでしょうか?答えれたらでいいのですお願いします。』


コメント

・割と気になる質問が最初に来たな?

・実際ノコさん何歳なんだ・・・声は若くて落ち着いてるし

・未だ謎年齢なノコさん。歪ママは知ってそうだけど

歪・私も知らない( 'ω')聞いた事も無かったし・・・

・歪先生居たのか・・・てか知らないのか・・・

・でもアルヴィオン所属のみんなよりは上なのは分かってるんだよなぁ


コメントでもやはり謎なのか所属Vtuberよりは上と言う事だけは一部は分かっては居るらしい


「そうだよかぁ。謎だよなぁ・・・聞かれた事も無かったし言った事も無いしな。」

どうします?と言う顔で進行者が見てくる。

「別に構わんよ知られて困る事でも無いしな。実年齢は40手前と答えておこうか。みんなからするとかなりのおっさんなんだよな。」


コメント

・は?

・その声の若さで40手前?

・うっそだろオイ・・・

・イケボおじ過ぎん・・・?

歪・年上の息子のママ・・・だと・・・?

・これには歪先生も困惑

・イケボとおじ好きの私 感極まり涙する

・大丈夫?所属Vtuberの性癖歪まない?


色々なコメントの中になかなかに読みづらい物もあるが概ね大丈夫そうだった


「いや性癖は歪まんだろ・・・。次の質問行くぞー。」

さっさと話題を切り上げて次へ行く


『ノコ先生色々おめでとうやで!そして質問なのですが所属Vtuberみなと仲が良いのは分かっておりますがその中で特に仲がいいのは誰なのでしょうか?ちょっと気になります。』


「誰と仲がいいか・・・かぁ。基本的にみんなと仲がいいと答えるが特に仲がいいのは猫とハルトだな。」


・ほお その理由は聞いても?


「単に猫とは創立から一緒ってのがある。ハルトはまぁ・・・所属Vtuber唯一の男だからだろうなぁ・・・。後1人は仲がいいと言うか親代わりだろうからカウントはない。」

そう後1人は余り遅い時間に外に出ての配信が不可能なのだ。


・あの子はしゃあない

・アルヴィオン最年少で親元離れてだからなぁ

・ノコさんまさかの親代わり

ルネ・ダーは第二のパパなので!

・ルネ嬢まさかのコメントで登場

・時間帯的にお留守番かー


「おっ?ルネいらっしゃい。ちゃんと配信見ながらでも勉強してるかー?」

「ルネちゃんきちんとご飯食べたー?」

「姉さんハンバーグをご飯用に作って来てるから大丈夫なはずだよ。」


コメント

・もう3人の反応が完全に家族なんよ・・・

・ほっこりするわぁ・・・

歪・私もこんな妹と兄弟と親が欲しかった・・・

・歪先生それ妹さんに怒られるで・・・

歪妹・お姉ちゃん後でお話があります(*‘∀‘)

・ヒェ・・・

・ヒッ・・・

歪・oh・・・


「そんな歪先生たちは放っておいて次行きまっしょ!」

無慈悲な司会進行者が居た。

その後はつつがなく特にトラブルも起きずマロの質問会は進んで行った。


「さてそろそろマロの質問会はこの辺で終わりですかね。大分読みましたし少し雑談休憩を挟んでから皆さんお待ちかね所属Vtuberからの質問会です!これは事前に募集はしていないのでどんな質問が飛び出すか誰もわかりません!!ではではしばしの休憩をお楽しみください!」

笹の司会進行に戻ったのかここで一度休憩を挟むようだ。

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