研修

第24話 研修開始

 ラム「昨夜は~お楽しみだしたかー?」

 ガウ「がうがうー?」


 なあ?君たちはいったいどこからネタを仕入れてるんだ?


 蓮「ラム君のお陰であたのしみでしたよ!」


 ラム「ますたーはいやしもひつようなのです」

 ガウ「がうがう」


 ルナ「ラム君ありがとね!」


 蓮「バッチリ癒されたが寝坊した、6人は?」


 ラム「アリスちゃんたちも来ててー説明してくれたよー!ルナちゃんのことも説明してあるよー」


 それは助かるな。俺たちも下へ行き、合流した。


 ルナ「ルナです。はじめまして!」


 アリス「アリスです。よろしくお願いします!見つかってよかったですね!!すごくきれいなかたですね!!」


 蓮「ああ。まずは一人目だ。あと三人だ」


 ルナ「アリスちゃんもすっごくかわいいよ!!蓮くんのことが好きになったらおしえてね!!」


 アリス「え?あのお付き合いなされてるのでは?」


 ルナ「そうだよ。彼女さんにしてもらってます。でも蓮くんを支えるのに私一人じゃ足らないの!あと二人は日本だとだめだったけどここなら大丈夫な子がいるけど、まだまだたりないよ!エマちゃんもね!」


 蓮「お前はまた!、、、えっと、あっ奴隷の子達も来てたのか、ちょうどよかった。俺が、この商会の会長の神楽蓮。転生人で仲間を見つけるために、この商会の名前を世界に広げたい!みんなにはそのために協力してもらえたらと思ってる。っと6人は治療の関係で眷属にしちゃったけど、奴隷と言う訳じゃないから自由だけどどうする?」


 アレク「はっ。我ら6人、絶望の縁から救っていただいた恩を返すため、ここで働かせてください。特別な繋がりを感じますが、それに頼らずに自分達の力で、蓮様の右腕に、この商会の幹部になれるように尽くします」


 蓮「無理してない?みんな同じ考え?」


「「「「「はい」」」」」


 蓮「わかった。これからは仲間だよろしく!それと後ろの18人も奴隷と言う立場だと思うし、どういう扱いかは話には聞いてる。が、俺は仲間として扱う!君たちは主人を選ぶことなどできないが、俺に着いてこれば後悔はさせないから!それで今ここにいるメンバーだけじゃない!せっかくだから神楽商会のすべてを見せようと思う。が、その前に食事だ!ラム君とガウは悪いけど教会のかたたちも呼んできてくれ!さっ食堂にうつろう!」


 食堂で全員が揃った。



 蓮「みんなおはよう!」


「「「「おはよーございます」」」


 蓮「うし!いい子達だな!今日からここがみんなの食堂で、後ろがくつろげるところかな。外も自由に使ってくれていい!それと、、、いや、まずは食事にしよう!足らなきゃおかわりもあるから、コラム君によそってもらえ」


「「「はーい」」」


 マリア「すみません本当に」


 蓮「嫌々、これからは内の従業員でもありますからね。みんなのギルドカードを発行しますね!これからみんなは神楽商会と、神楽家の一員になる!無理はしなくていい!出来ることを全力でやって来れ!よく食べよく学び、よく働き、よく遊び、よく寝るそんな毎日を過ごしてほしいと思ってる!それと、今後は商売も冒険者活動も本格的に開始してくから、嫌がらせとか充分に考えられる!なので、俺の仲間たちを配置することにもなるからよろしく。ラム君とかガウ君たちみたいな魔物の仲間だ!仲良くしてやってくれ!マリアさんと見習いの方々にはコラム君を預けるから、この施設の説明を受けたら、引っ越す子達を決めてくれ。何度も言うが、出入り自由だから寂しくないからな?そのあとは引っ越しだな。コラム君たちに何を運ぶかを伝えてくれたらいいよ。ちなみに向こうに何人残るかは決まってます?」


 マリア「はい決まってます」


 蓮「わかった。ならルナ!」


 ルナ「はい!」


 蓮「マリアさんは遠慮しいなので、何人住むかとかどういう作りがいいのか絶対に言わないから、お前のコミュ力で聞き出せ!で、建物を確認してデザイン。それを送れ!向こうで組み立てて設置にするから部屋事で作成な!ちなみに今日きたなかで生産職のが好きだって人いる?出来るじゃなくてやりたいって人!おっいるね!名前をおしえて!どんなことをしたいかも。」


 ガンツ「ガンツだ、、いやです。」


 蓮「はいもう一度注目!無理に敬語いらない!!役職によっては必要にもなるが、身内同士は気楽にな!」


 ガンツ「ありがてぇ。ガンツだ。見ての通りドワーフだ。鍛冶が好きだ。嫁のリンは革製品が作るのが好きだ」


 リン「よろしくお願いします」


 蓮「夫婦か!たすかってよかったなー!部屋も家族用のがあるからね」


 ガンツ「その、なんといったらいいか、、奇跡としか言えないのだが。奴隷のなかに娘もいてな。その子も嫁のサポートだったんだが」


 蓮「わぁーまじ!よかったよー!!なら一緒に暮らせるようにするな!えっと、、、」


 アン「アンです。いいのですか?」


 蓮「どうぞどうぞ!一緒に住むでもいいし独り暮らしでもいいけどな。と言うか、全員建物はしばらく同じだから。で、他にはえっとエルフのかたかな?」



 キャッシュ「キャッシュと言います。こっちがフローラで、、私たちも娘が、、、リーファです。その、魔道具が得意ですし好きです」


 リーファ「リーファです。私は両親ほど生産が得意ではなくて、出来たら魔法を極めたいのですが」


 蓮「すごいな。っともちろん構わないよ!仕事は、生産、冒険者、販売、管理で分けるつもり。先に聞いとこうと思ってさ。ただ、みんなには最低限の力も身に付けてもらいたい!それまでは全員同じコースで研修だ。ちなみに、うちの防具は、これだが、安全性は問題ないと思うけどどうだろう?」


 ガンツ「こ、これは、、、国宝級なんじゃねえか?」


 蓮「と言うことだ。ガンツさんにはこの刀を是非越えてほしい。材料は提供するからね。魔道具は俺も学びたい!っと話がそれた。まぁ敵も強いけどしっかりとサポートするから安心してくれ!!」


 ルナ「話が変わっちゃったから私は聞き出してきまーす」


 蓮「あーごめん。よろしくー!」



 そのあとも振り分けもして、おおよその進路が決まったかな。



 ところでサー、何でそんなにくらいの?眷属組はまぁやる気に満ちてるけどサー奴隷の方々は、、、ねぇ。


 蓮「えっと、料理が美味しくない?」



 奴隷の一人に声をかける


「いえそんなことはありません。とても美味しいです」


 蓮「えっ?ならなんでみんなそんなにくらいの?」


「その、主様の言ってるのは素晴らしいのですが、奴隷の私たちが役に立てるのか」


 蓮「あー暗い!暗いよー!要するに自信がないわけだね?それは騙されたり、いろんな事情があるにはせよ奴隷になってしまったからかな?」


「たぶんその通りかと。」


 蓮「おおおいおい!そんな気持ちじゃだめだ!俺がお前たちを変えてやる!!が、だらだらとやっても意味がない!一週間だ!地獄のような一週間でお前らに自信を叩き込んでやる!但しつらい!先に聞く!この中に~もう、変わるのを諦めてるやついる~?、、、なら本気で変わりたいと思ってるやついる~?」


「「「「はい、代わりたいです」」」


 蓮「なら俺が変えてやる。まずはしっかり食べてくれ!場所を替えたら地獄の始まりだ!安心してほしいのは死ぬことはない!で、アリスとエマはどうする?七日間チャレンジ受ける?」


 アリス「受けます!」

 エマ 「私もです!」


 ルナ「蓮くん、、、スイッチ入ってるよー」


 蓮「ルナはどうする?」


 ルナ「やるよ!!」


 蓮「なら全員参加だな!正直、今回の事件のこととか解決してないが、、、まぁ領主の仕事だな。なら、まずはコラム君を全員に渡す!ラム君は全員に研修をすると伝えてくれ!!彼らもついでだ、やろうかな。あと、ラム君ちょっといい?」


 ラム「なーにー」


 蓮「昨日の夜にまた成長してな、魔石貸してくれ」


 ラム「どうぞ~」


 蓮「ここに、塗り替えるようにすれば、、、ほらな!えっとキャッシュさんこれって全属性の魔石であってる?」


 キャッシュ「はっ、、、あってますが始めてみます」


 蓮「オーありがと!なら、、、、こうすればいいな。で、練習してっと。、、、いいな!ラム君ちょっと魔法を使ってみて!何でもいいから!」


 ラム「はーい!えーい!」


 やっぱりだ!魔力を魔石を通して属性の変換をしてる!


 蓮「ちょいちょい二人とも来て!」


 ラム「はーい!」


 ガウ「がーう!」


 蓮「ちょっと魔石をかえるな、、、、いたかったりとかないか?」


 ラム「ないよー?」


 蓮「ならラム君が使えなかった光を使ってみて!」


 ラム「光れー!ひかったーー!!」


 蓮「いいな!!なら上位も、、、おっし!これでエレメンタルスライムだな!ガウもっと!!よしおっけい!!これで魔物軍団も浄化ができるな!全員集めといてくれ!」


 ラム「はーい」


 蓮「よし!じゃあ俺は先にいくと言うか、みんなは食休みも込みでゆっくり景色を楽しみながら来てもらう!こっちだ!ついてきてくれ!」


 というわけで地下空間へ。


 蓮「ここから俺の本拠地へと移動する。じゃあみんな乗ってくれ!俺は先にいくから!よい旅を」


 アリス「えっ?地下にこんなのがあってもいいのでしょうか?」


 蓮「法律読ませてもらったけど書いてなかったからいいだろ。気にしたら敗けだ」



 俺は一足先に領地へと向かう。


 ガー「お待ちしておりました」


 その数総勢19998体、、圧巻だな。


 蓮「よし!まずは、直属の18名の魔石を変換する。感覚を覚えろ!それぞれの部下に施してくれ!その間は俺が属性魔力でサポートしてくからな!」


「「「「はっ」」」」


 なので、全員に属性魔法が行き渡った。


 ちょうどみんなも来たな。


 蓮「全員整列!よしみんなも着替えはすんでるな!ここにいるのがすべて、俺の仲間だ!人と魔物、様々な種族がいるがそんなのは関係ない!等しく俺の仲間だ!そして、俺は仲間を守ると心に決めた!だが、それは思い上がりでしかなかった!!守られるだけの存在ではないと教えられた!!だから!共に頂点を目指そう!人間組は商会としてまた冒険者として、クランフェスティバルに参戦する!そこで天辺をとる!!魔物たちよ!お前らにも天辺の景色を見せてやる!そう!魔の森の奥地!!狂ったやつらがいるそうだが、誰がこの地の支配者か教えてやるぞ!!これから七日間、研修をする!強くなるために!誇りを取り戻すために!そのために、俺も含めて今一度徹底的にしごく!!魔物たちは能力だけの戦闘からの脱却!そして、人間界のこともまなんでもらう!!つらく、苦しい道のりだが、ここが最後の地獄と思え!!ここに七日間チャレンジの開催を宣言する!!」


「「「「「うぉーーーー!!!!!!!!」」」


 ドン、ドン、ダン!ドン、ドン、ダン!


 蓮「全員、これより、ランニングを開始する。コラム君から渡された装備を身に付けろ!」


 それぞれの能力に会わせて、身に付けさせる。魔物ちはローラーだ。人形は鎧だが。


 蓮「これより、ひたすら走る。今身に付けてもらったのは、重りだ。まずは純粋な体力と魔力を鍛える!この世界で必要なのは魔法技術だ!ついでに、領地も作り替える!!こちらのルナに最高のデザインをしてもらった!七日間で作り上げる!!朝も夜も永遠にだ!もちろん食事も睡眠もとるがな。そのなかで、鍛えていく!魔力をあやつれな主のは手をあげろ、、、いないな!並ばライトヒールを維持!!魔力は気にするな!飴をなめろ!俺は後ろから全員を管理する。先頭はルナだ!全力で、短距離走のように走れ!訓練開始す!」


「「「「「おーーーー」」」」


 全員が走り出した。まぁ、短距離走のつもりでも遅いんだけどな。おもたいから。


 さあ、強くなろうぜ!!



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る