第12話 旅立ち
蓮「とりあえず。ご飯にするか。って何気に屋敷ほぼできてる!!」
ほんとにすごいよな。
一日でほとんど出来てしまったし。
蓮「唐揚げうまい!肉じゃが最高だな。豚汁も!癒されるな」
さて、どうするかだよな。
と言っても早いとこ解放した方がいいだろう。街に行くか!
ぶっちゃけラム君とコラム君がいるからやり取りもできるし、あまり困らない。開拓も任せてもいいだろうしな。デザインは渡してあるし、魔の森の先頭も、コンビを組ませれば遅れはとらないだろうしな。
街でする事は
○職業の機能解放
○冒険者になる
○商会の立ち上げ 名前を神楽商会にして、名を広げる
○拠点の確保
○地下で繋げる 法律を調べてから
○店員の確保 奴隷?
○魔道具を調べる
こんなところかな。
蓮「メンバーはどうするかだよなー」
ポヨポヨ
「がうー」
蓮「おっしゃ。二人に頼むかな。ガウもちっちゃくなったけど充分強いしな。ただ従魔の目印を着けなきゃいけないからそれは作るな。でも目立つと思うから、リュックで過ごしてもらうかもしれないからそこは我慢してくれ。」
と言うことで、旅の準備をすることにした。
まずはリュック。これはラム君とガウの住居のようなもの。二人の意見を聴きながら作成。それと従魔の証。ドックタグみたいな感じだな。ガウに確認して大きくなったりはするのかと聞いたら、俺がどこまでブーストするかで決まるそうだ。なので、スライムゲルで作った首輪。
次に馬車。領地の境界までは送ってもらう。今のところ公にする気もないのでこれを気に門と外壁も作るみたい。
俺の許可がある人しか通さないのだとか。で俺たちは地下通路から外へ行く。拠点が決まったらそこの地下と繋げる。
で、今は鉄道馬車のレールを引いてくれてるみたいです。
タイヤを大きくして、溝にはめる感じ。あとはサスペンションなんかももちろん完備だ。
北側はそれこそ100㎞位なのでバースがなら20分位でつくのだとか。。通勤圏内じゃないか?
なので、行ったり来たりすると思う。
次に新しい組の武具と騎乗ようの鞍を用意。コンビは、ゴンとディア、コルトとルフ、ザードとダイ、ガーとバース、クーとホイ。騎獣のが強い。
けどこれならエリア5もやれるだろう。
よし。みんなには今後の事を共用するかな。
蓮「さて、みんなの頑張りで、俺の予定よりもかなり事が進んでる。本当にありがとう。それでみんなも知ってると思うがレベル上限に達してしまったので、その解放のために街へ向かうことにした。そこでやることは紙にして渡した通りだな。俺がこの地を選んだのは第一に強くなるため。強くなる理由は仲間を守るためだ。俺はここに来る前の日本で仲間を守れずに死んでしまった。たまたまチャンスがもらえたから今も生きてる。なのでこの地では必ず守ろうと思う。一人では無理だからみんなの力を借りてるわけだが、みんなも俺の仲間だ。誰一人として欠けてほしくない。俺がいない間も攻略は続けてくれて構わないが、俺が言うのもあれだが無茶はしないでほしい。まだまだ始まったばかりだしな!でだ。基本的には横に攻略を進めてってほしいが、どうしても人型は移動速度が遅い。なので、ゴンとディア、コルトとルフ、ザードとダイ、クーとホイ、ガーとバースたちはコンビを組んでもらいたい。協力することでより強く、移動範囲が増えることでより多く殲滅できる。それと、みんな俺の影響で個々の力に重きをおいてるみたいだが、集団戦闘も活用してくれ!勝てばいい!!あとは生産を主としてる子達は今後商品を作ってもらうことも増えるし、あえてクオリティーの低いものを作ってもらうことになるかもしれない。せこいかもしれないが、最高のものは外には出さないから。ただこの辺りの事は俺も知識があまりないので調査してくる。俺たちのが劣ってるようなら吸収して追い越す!あとは権力にも屈するつもりはないからもしかしたらみんなの力を貸してもらうかもしれないがその時はよろしく!それと人間の仲間も仲良くしてやってくれ!!じゃあまた明日な!解散!!」
さて、どうなることやら。正しい方法かは分からないけど、見つけるもしくは見つけてもらうのには名を売るのは有効だろう。
王国にいるのか、そもそもこの大陸にいるのかも分からないけど。
と言うかまだ四日だ。何も進んでないかもしれないけどな。
それとこの世界の人たちとの交流は楽しみでもある。お金を持たずにダーツでささった場所に置き去りにされたら、何日で家まで帰えれるかの企画の時はほんとにいろんな人に助けられたからな。
お金がない訳じゃないのにおごってもらう嬉しさと心苦しさね。後日恩返し企画をできてよかったよ。
蓮「さて、せっかくだし展望露天風呂にはいらせてもらうかな!」
月明かりでも充分見えるしいい景色だ。
蓮「よし!寝るべ!」
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ゴン「グギャッす」
『マスターが旅に出るのはやっぱり寂しいっすね』
コルト「クゥー」
『僕たちは、この街を完成させるのに全力を尽くすだけだよ!こんなに楽しい毎日が過ごせてるんだし』
クー「フンっ」
『楽しく送りだしてやろーぜ!なんたってラムさんと協力してとは言っても、ガウ様を降したんだぞ?俺は出戻り組だし二人よりは多少森の外の記憶もあるけど、あんなに強い人いなかったと思うぞ?記憶も曖昧だし自分の意思ってのもなかったけどなー』
ゴン「グギャッす」
『外の記憶も曖昧なんすか?と言うか大量に戻ってきたって話っすけどその方々は?』
クー「フンっ」
『ガウ様より奥の領域へ行ったんだろ。多分だがなー。大体外に出ると自我が芽生えるって言っても、考える頭がなきゃ一緒だろ。マスターに仕えることで考えるってのが出来るようになったのに。俺なんて数時間前ダッツの。ただ今考えると奥に行ったのは狂ったやつらだろうなー。まぁそのうちマスターが答えを見せてくれるさ。俺も強くなんなきゃなー。ゴンたちだって2日かそこらだろ?進化こそしてないけど強くなりすぎじゃないか?』
ゴン「グギャッす」
『このテイムってのは魔力を対価に契約してるんすけどリターンもあるっす。プラスマスターの力も影響があるっす。本来なら俺っちはマスターの分と部下たちの分の強さをもらうんすけど、そのマスターが、みんなからも力もらってるからその分の強さっすね。マスターはレベルっすかね?あれがポンポン上がってくっすからなんの影響で強くなってるのか分からないみたいですし、身体強化とか闘気とか、魔闘気とか属性魔闘気とかちょっと頭おかしい次元っすからね。あれで俺っちとおんなじくらいしか素の魔力ないっすからね。ラム君様がすごいってのは同意見すけど自分のすごさも知ってほしいっす」
クー「フン」
『このテイムされた時に頭に流れてきた、魔物の情報、伝えれないのが悔しいよな。マスターはまだ職業とやらについてないけど、ゴンたちで上級職業と同等なんだしな。それがもといたばしょで結構遭遇するらしいし、それだけ危険なところから来たんなら街行っても余裕だ」
ダイ「キュル」
『ゴン殿も心配ならば己を磨き、部下を増やせばマスター殿の助けになろうて』
ガー「グアー』
『いや、ゴンたちは生産も出来る。俺たちこそ戦闘特化だ。もの作りはゴンとコルトやシルクさんたちのサポートに回る。その分戦闘面では俺たちがみんなの前にたつ。それぞれの分野で得意なものたちが先頭にたって引っ張れば全体の底上げにもなる。新参もので悪いがそうさせてくれないか?」
コルト「クゥー」
『頭をあげてください!僕たちは仲間です!遅いも早い者勝ちないですよ!!むしろ先頭に立ってくれるなら僕たちだけだと行けなかったエリアも行けますし!!みんなで頑張りましょう!!」
レンが寝てる間に彼らは一致団結して、徒党を組、夜の間に新規組も部下をテイムした。
魔物軍団はラム君とガウ以外が部下を110体従えて、総勢2000の勢力にまで成長した。下がしっかりと育ったらさらに拡大をしていくつもりらしい。
そして夜が明けた。
…………………………………………………………………………………………
蓮「よく寝たー。昨日の影響もないみたいだな。女神様にお供えをして、旅に出るので時間がバラバラかもそれませんがそこは了承ください。、、、よし、訓練をしてから出掛けるかな。」
ん?んん?多くないか?
まあ気にしたら負けだな
蓮「よし!みんなで一回繋がってくれ!闘気を循環させる!魔物のみんなは生命力に溢れてるから闘気と愛称がいいと思う!もちろん魔力もだ!俺が魔闘気とか呼んでるのはかなり爆発力がある!今ここで、俺が闘気を流し込むからこんなもんがあるんだと知ってほしい。そのあと、練気、最後は混ぜて魔闘気にしてくから!」
みんなで輪になり俺は闘気を送ってく。皆を巡って戻ってきたら、次は練気を流してく、で、魔闘気にする。
ふぅ~これが限界だ。
蓮「こんな感じかな。俺もまだまだ未熟だけど身体強化に重ねれるからよかったら練習してみてよ!継続戦闘は難しいけど瞬間的にならありだと思うし!あとは人型の子達は騎乗戦闘用に長柄の武器を。で大型と小型のみんなには、戦車なんてのを作ってみた!これが、ブルスとラピ達用、これがククとラビー用、これがクラとピアでシルクとルシー用だ!これで全員の移動速度もある程度確保できるしな。よしじゃあ、行くか!」
一大戦団を引き連れて、閉ざされた大地の端を目指す。
、、、これ魔王軍と言ってもいい気がしてきたぞ?まぁ頼もしい限りだが。
蓮「みんな!見送りありがとな!!じゃあちょっといってくる!」
こうして俺は外の世界へと旅だったのだ。
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