第4話 魔の森での生活1
拠点に戻った俺は、まずは解体からすることに。
蓮「とは言っても作業台がほしいな。まぁあの岩を台にするか。平らにできるか?」
俺は表面を滑らかにするようにイメージして、魔法を発動。よし!できた!
蓮「なら、形も変えれたり!、、、、これは無理か。いやまてよ。確かクラフトマンがあったな。これをセットして、、、おっ!少しなら変えれる!!ならこれで安定させてと。ここに血が流れるようにして、、、ラム君。血とか要らないもの食べたりする?」
ポヨポヨとしてるから食べるのだろう。
蓮「そっかそっか!ならここに使わないのは入れてくから、食べていいからね!」
何となく喜んでる感情が伝わる。
蓮「よし、ラットは魔石と毛皮で、ラビットは角と毛皮と肉か。さっさと処理をしていくか。おっとサバイバーに戻してっと」
日本でも解体はしたし、できるだろう。
蓮「魔法なんてのがあるんだし、使うか。まずは、手首と足首を切り落として、血管に風を送り込んでっと。おっいいな!で次は皮を剥いで、ラットの肉はラム君用にしてラビットは俺のにして、毛皮は一旦置いといて、内蔵はラム君行きにして、魔石がこれね。一応とっとくか。あとはこれの繰り返しでっとおっラム君も手伝ってくれるのか?えっ血をそのまま吸ってくれるとかまじで助かるよ!あっ皮のこの部分も食べていいからね。」
さて次は、薪を作らなければ!
蓮「まずは乾燥だ。普通は無理だが魔法なら、、乾燥させるよりも水分を抜けばいいか。、、、出来るには出来るけど、時間がかかるな。ここは枝だけ切り落として、使う分だけにするか。」
これは訓練するしかないな。とはいえ必要な分は準備できた。
次に竈を組み立てる。
蓮「ここは、やはり魔法の出番だな。土なら操れるし、固めれば、、、、そんなに甘くないか。もう少し押し固めてみたら、、、押し固められた土だな。ん?ラム君どうした?え?それはスライム液ってやつ?粘土みたいにするのか?ちがう?暖めたらいいのか?」
ポヨポヨ
蓮「ならやって見るな。熱っするイメージで、、、おーー!コーティングみたいになった!でもこれだとかまどのするには無理だよな」
ぷるぷる
蓮「えっできるの?熱に弱いんじゃないの?あー魔法の熱に弱いだけね!って便利だな!どのくらい出せるの?無理のない範囲で」
なんとなーく言ってることは分かるな。
魔力だな。魔法とは別だけど魔力がいるのね。
それでもかなりの量が出せそうだな。
だが完全に万能と言うわけでもなくて、熱を通さないらしく、鍋とかフライパンにはできなかった。
それでも、土に垂らして粘土見たいにして、形を整えると容器がすぐにできるので、それに、種類別に保管しておく。
蓮「さてどうするかな。とりあえず、肉は串焼きでいいとして、、、思い付かん。串焼きだけでいいか。薄い石なら炒め物もできるし、スープは魔法で暖めて作るか。」
煮込めるなら骨から出汁をとろうかとも思ったが、いやまてよ、それくらいなら、砦に残ってるはずだ!
蓮「ラム君、あのはい砦にいくぞ!使えそうなものを探してくる!!」
予想通り、鍋やフライパン、っんどうなどがてに入った。包丁なんかもな。
かなり早い段階で予兆をつかんだのか、元々ものがあまりなかったのか、これといったものも残ってない。あとはこれといってめぼしおものはなかった。
蓮「でもこれで、煮込めるな。もうひとつつくって、くず野菜とか骨とかで長時間煮込もう、簡単な仕掛けで自動蒔き投入もできるしな」
明るい間にとにかく作るぞ!石のテーブル、石のベット。テントはおもいきって、シートにして、これをスライム液でかためて屋根にする。
蓮「これ、柔らかいままに出来るんかな。、、、できるやん!ならマットレスと枕とソファーと座面は柔らかくしよ。」
で、お風呂とトイレを作れば、、、普通に住めるな。
蓮「ラム君のお陰で快適な生活ができそうだよ!飯にしようか!」
生活環境も予定の数十倍ましだな。
小麦粉にして、ナンをつくる。あとは塩のみの味付けの肉野菜炒め。
スープは今日はなしでいいや。
蓮「さて、異世界のキャンプ飯はどうかな。、、、、うまっ!これはいいな!塩味だけとは思えないな!これなら全然生きていけるな」
想像の何倍も美味しくて、キャンプ飯、魔物ご飯には大満足だ。
蓮「とりあえず、クリーンをかけたけど、風呂には入りたいよな。暖かいお湯は、、、無理だな。まあこれも訓練と思えば頑張れる。とりあえず、水を両手からであとからあたためるか。」
今日だけでかなり使った魔法だが、魔力の込めかたもうまくなってきたので、水筒分なら一発で出せるくらいにはなった。お風呂にためるにはまだまだ全然だ。まぁ400回くらいかな。両手だから半分だ。
蓮「生活魔法はほんとに魔力をあまり使わないんだな。いや、使ってはいるけど、回復するのか。でも毎回イメージして使うと言うのもな。威力が増やせないなら、継続してだせないかな。」
イメージは水道だ。水がで続けるイメージで、、、、よし!
ある程度溜まってきたら、片手は突っ込んで暖める。
そういえばこっちはもとから継続して使ってたんだな。やはりイメージが大事だ。
蓮「あとは浸かりながら暖めるかな。、、、ふぅ~疲れたなー。とりあえず寝床と食事も最低限は確保したからひとまずは安心だ。魔法は教えてくれる人が居ないけど今日みたいに補助とか牽制で使うのと、こうやって生活にフル活用しよう。あっそうだ、ライトヒール。、、、心なしか癒された感じもするな。これなら他に使うことがないときはずっとかけとこう。」
荒れ地がずっと広がってはいるけど、雄大さを感じれてとても開放的だ。日が沈んでも月明かりで多少は見える。
蓮「ちがう世界とはいっても月もあるし、人がすめる環境ってのはにたようなもんなのかな。重力とかも違いがわからないし。でも地平線の距離から何となくこの星のがでかいな。さて、畑とかも作らないといけないし、武器もへたるだろうから、鉄も確保しておきたいな。やっぱり刀のがいいし。とりあえず、3年で確実に強くならないといけないから計画を立てよう」
まずは、時間配分は一旦おおといて、起床、軽食、畑、トレーニング、朝食、、魔の森探索、昼、戦闘、休憩、採取、料理、ものづくり、お風呂、ストレッチ、まったり、睡眠。この流れかな。5時に起きて、色々やって、8時に朝食で、9時から12時と13時から15-時で
戦って、休憩したら次は日がくれるまでは採取。まあ18時くらいかな。で、解体と料理をしたら、夕食だな。そこから3時間くらいもの作りとかかな。で風呂とかはいってゆっくりしたら寝るのが23時くらいかな。
蓮「まぁベースはこんなところかな。実際採取といっても確実に戦闘にはなるから成長もできるだろう。で、街も作らないといけないからな。3日魔の森で、1日は街作りだ。」
一日の流れを組み立ててく。
なかなかにハードな計画だが、はじめをきつくして可能な時間配分に落とし込むのが俺のスタイルだ。
蓮「あとは従魔も増やさないとな。ラム君はスライム液以外にできること何かある?」
ポヨポヨ
ラム君はベットとかを取り込んで、また出した。
蓮「え!アイテムボックス使えるの?」
ポヨポヨ
このあと、質問を繰り返しておおよそのことがわかった。
体内に保管できて、サイズは今のところ10㍍。俺の五倍、、、。
で分裂してちっさいラム君、、、コラム君を作った。手のひらサイズで、ラム君の子機みたいな感じ。この子の最大の特徴はなんといっても、ラム君と保管庫を共有してる。これはすごく便利だ!
ラム君に同族をテイム出来るか聞いたところ、分裂をしてくれた。
で、ラム君が成長すればコラム君も成長するとのことだ。
あとは、魔法も使えるようになってた。俺よりもさらに弱いけど。お互い強くなろうぜ!
風呂から上がった俺は、ストレッチをする。
蓮「ふー。灯りも光魔法なんてのもあるから問題ないな。本当に女神様ありがとうだよ。今日は色々ありすぎた。ゆっくり休むかな。影魔法にスリープもあるからこれですぐに寝れるな。リトルヒールは寝ながらでもかけてたいけど、まあ寝るまでは維持だな」
明日から頑張るか!
……………………………………………
ラム 「ぽよぽよ」
『ますたーねちゃーたー。ぼくもーがんばってーますたーのちからになろー。はなせるようにもなりたいーでねーもっとほめてもらうー』
コラム「ぽよ」
『ぼくも、がんばりゅ』
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