Welcome to Mysterious shopping street !

「ここが、世界の有名な食材の殆どがここで採れていると言われているあの不思議な商店街かぁ〜!」


細い路地の奥からは沢山の美味しそうな匂いが漂ってくる。

入り口には小さくwelcome to Mysterious shopping street! とかかれている。


「不思議な商店街へようこそ!かぁ〜何食べよっかな?」


私は細い細い道を通り、そこに見えたのは

チーズ、肉、パン、ご飯、野菜、魚、酒そんな色々な料理が所狭しと並んでいた。


「何ていい匂い!これだけでご飯10杯はいけちゃうな」


最初に私は肉屋に向かう事にした。


「へい、らっしゃい!嬢ちゃん、ここは始めてかい?今日は黄金龍のもも肉がおすすめだよ!100g12000円だよ!」

「何と!普通は100000円する希少な黄金龍の肉がこんなに安くで!?店長!500g買った!」

「まいど!それにしても黄金龍のレートなんてそうそう知ってるもんじゃないがそう言う仕事してるのかい?」


彼はテキパキと肉を切り分けながら聞いてきた。


「いえ、私は食べ歩いてそれを本に載せて広める作家の様な仕事をしてるんです。それでここの商店街も是非載せたいと思って来たのです。」

「俺んとこはいろんなお客さんに知ってもらえたら嬉しいから大歓迎だぜ!ほらよ!サービスして600gにしといたよ!」


私はその肉を受け取る。ずっしりとした重さでこれは食べるのが楽しみだ。


「おっちゃんありがとう!今度また買いに来るね!」

「おう!楽しみに待っとくぜ!」


そしておっちゃんと別れて次はチーズ屋に向かう。

「すいませーん!ここってどんなチーズを

売ってますか?」

店番で居たのはフードを被った人だったが返答は帰ってこない。

「すいませーん!」

「…ぼそぼそぼそ…」

「えっ?何て?」

「…星牛のチーズが…今年は美味しく…出来たよ…」


声ちっさ!とツッコミそうになったが、彼女は人と話すのが苦手なのかもしれない。

本に書くメモに近くじゃないと聞き取れないとメモを残しておく。


「じゃあ、300g買います!」

「毎度あり…15000円だよ…」

「はーい、ありがとうございました。」


なんか変わった人だったな。そう思いながらも次は魚屋に向かった。


「おおここで若い嬢ちゃんを見かけるのは珍しいね。嫌だろう!男ばっかだしな!」

「そんな事ないよ〜美味しそうな匂いだし、そうだおっちゃん今日のおすすめってなんかあるかい?」

「それなら激岩鮭が良いよ。今年は水量が少なったから去年より登るライバルになる相手が少なかったから餌も沢山食べてて油が美味しく出来てるよ。」

「じゃあそれを1尾貰おうかな?」

「毎度あり、50000円のお会計だよ。」

「うっ、結構高いな。」


しかし昔飲んだ500年前のワインは190万と目玉が飛び出るような金額だった。

人間あれと比べればと思えばなんでも乗り切れる。


「今日はバーベキューかい?」

「はい!あと準備するだけだけですので!」

「楽しむんだよ!」


そして私はおっちゃんに教えて貰った道に沿って向かいキャンプに向かいました。


「全部準備良し!よーしバーベキュー開始だ!」


肉と魚を焼きながらチーズを溶かしながら待つ。


「この白米と一緒に食べるご飯が最高なんだよなぁ。」


焼けて来た肉をチーズに付けて食べる。

「んっ!うっまぁぁぁ!」

この1噛みごとに溢れてくる大量の肉汁!

それとチーズの濃厚さが見事にマッチして最高だ。これだからバーベキューはやめられない。

「魚も美味しく焼けたかなぁ?」

私は塩焼きにしていた鮭にかぶりつく。

「あぁ〜!最高だっ!こんなに美味しいご飯を食べれるなんて最高だなぁ!…仕事頑張るかぁー!」


そこで書いた本を見た人がこの商店街に溢れという。

そして私は今も世界中の料理を求めて探検中です!


著 細見トリスティーナ 独断と偏見の世界一美味しい食べ物達!



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る