第21話

 次の日。私は柔道部の朝練があり、かなり早めに起床した。通常私は寝起きがかなり悪い。だから朝練は大嫌いなのだが、今日に限ってはそんな事どうでもよかった。朝五時半にセットして置いた目覚ましの、アラームが鳴る数分前にパッチリと目が覚めた。昨晩は十二時頃に寝たので、どちらかというと睡眠不足だ。しかし頭の中はスッキリしている。非常に気持ちがよい。

 夢じゃなかった。兄と真理子の婚約は本当に起きた事だ。布団から体を半分起こして、頭の中で何度も確かめる。今まではずっと不安だった。兄と真理子の関係が上手く行くように願うだけで、自分は何もできなかった。解放された喜びが大きいかもしれない。ここまでくればもう心配要らない。それでも私は心配するだろうけど、壁は乗り越えられた。何しろ「婚約」だ。

 兄が昨夜のパーティのごちそうを、おみやげに貰ってきてくれていた。私はそれをお弁当に詰めていく。ステーキとかアボカドのおいしそうなサラダとか。今日のお昼はだいぶ豪勢だ。

 朝は基本的に食欲が無いので、バナナとメロンで済ませる。バナナも大好きだがメロンは……すごくおいしい。高いメロンは味が違う。メロンはもちろん自前ではない。これもパーティのおみやげだ。

 早朝のバスと電車はすいている。それでも私は朝が苦手なので、いつもなら不機嫌な顔で通勤していたはず。しかし今日は自然と笑顔になってしまう。婚約の事実がもちろん嬉しい。そして、それに付随する役得にも思いを馳せる。今回ステーキやメロンにありつけたように、今後もたくさんおこぼれを頂戴できると嬉しい。考えてみると兄はものすごい逆玉なわけだ。相手方の家には男子がいないから、実質的に跡取り? そういう悪い考えまで浮かんでくる。私は心が貧しい。普通に貧しい。

 朝練も絶好調。ビシビシ技が決まる。いつもは眠くて、力半分でやり過ごしたりする。畳は冷たいし、こんな練習やってられるか! と怒り交じりに気合をいれるのが関の山だった。しかし今日は心に余裕がある。ハッピーウェディング大外刈り! さわやかに友達を投げ飛ばす。ウェディングじゃなかった。エンゲージだった。

 気持ちよく汗をかき、シャワーを浴びたのち教室に入る。歌を歌いながらシャワーを浴びたりしてたので、少し遅くなってしまった。クラスメイトが半分くらい、すでに登校してきている。真理子ももう来ていた。最近は全く遅刻しなくなった。

「おはよう真理子」

 いつもどおりに声をかける。

「佐奈ちゃん、おはよぅ」

 心なしか元気が無いような。

「おめでとう。本当に嬉しいよ私」

「本当にそう思う? 佐奈ちゃん、本当に嬉しいって思ってくださる?」

 真理子が何故か、心配そうな表情で私に迫ってきた。

「え……真理子は嬉しくないの?」

 私は固まってしまった。

「ううん違うの! 嬉しい。とても、とっても嬉しいです。今でも信じられないくらい」

 泣きそうな表情で真理子が言った。びっくりした。私は大きく安堵の息を吐いた。

「脅かさないでよ、もう。天国から地獄へ突き落とされそうになったわよ」

 私は笑って言った。しかし真理子の表情が晴れない。

「どうしたの。何か心配事でもあるの?」

「……。なんだか嘘みたいです。真理子は心配です。全部夢だったらどうしようって思うと、とても心配です」

 潤んだ瞳を私に向ける真理子。……美しい。美しいな。兄は幸せ者だ。

「授業が終わったら、いつもどおり店に一直線で向かいなさいよ。そして健一さんに確認しなさい。私と結婚するの? って。真理子が安心するまで、毎日、、何度訊いたってかまわないのよ。私の目の前でもやってもらおう。プロポーズの現場を見てないから私も見たい。そうね、不安よね? 今まで口が重かった分、兄さんには愛の言葉を十二分に語ってもらおう」

 私は勢いよく言った。婚約したとはいえ、兄がどこまで積極的になるのか分からない。やはりまだまだ安心は出来ない。

「しつこく訊いたら嫌われないかしら……」

 真理子が青ざめた顔で言う。

「真理子。兄さんの辛抱強さだけは保障するわよ。真理子に訊かれるたびに、必ず優しく答えてくれるよ。たぶん相当恥かしがるでしょうけど、だんだん慣れていくわよ。そうやって愛を育んでいきましょう。ね? 心配しないで。私が付いてるわよ」

 私は真理子の肩に手を置いて言った。

「よろしくお願い……します」

 ポロポロ涙をこぼして真理子が言う。これは……かなりプレッシャーになっているのか? 真理子の事だから、有頂天になって熱でも出すかと思っていたが意外だった。私ももう一度、気を引き締める必要がある。コブシを固く握り締めた。

「真理子、指輪は? 婚約指輪」

 私は真理子の手を取って言った。指輪が無い。

「そんな! 学校にして来れません。校則違反です!」

 盛大に恥かしがって手を引っ込める真理子。校則なんて気にしたこと無いくせに。

「正式な婚約なんだから、先生も文句言えないんじゃない? みんなにもお披露目しようよ。噂になるだろうなあ。お嬢様の婚約話。いいネタだよね〜」

 私は意地悪く言った。

「佐奈ちゃん。絶対に言ってはダメです。絶対に。真理子は許しません。分かりましたか」

 真理子の大きな目が大迫力で迫る。

「わ、分かりました」

「佐奈ちゃんが秘密を話したらわたし、すごく暴れます」

 真理子がなぜか笑顔で言う。コレは……ワガママ真理子の顔だ。その恐ろしさを私は十分に知っている。

「決して言いません……」

 さっきまで私がなぐさめてたのに、あっという間に立場が逆転している。

「卒業間近に言おうかしら。ね? 佐奈ちゃん」

 真理子が楽しそうに、ひそひそ声で言う。まださっきの涙が乾いてないのに。悪魔的な天使であると信じたい。私はこの人と家族になるのだ。頭痛くなってきたぞ。


 私は部活があったので、家に戻ったのは午後六時過ぎだった。店の扉を開けると、いつもと変わらぬ風景が広がっている。兄と祖父がカウンターの中に、そして真理子が常連さんの相手をしている。

「ただいま」

 なんとなく私はカウンターに座る。少し店内を観察してから自分の部屋に戻ろうと思った。

「おかえり。お腹すいてる? 先に食べる?」

 兄が訊いてくれる。

「今日はみんなで食べようよ。遅くなってもいいじゃない。ささやかな婚約パーティと行こうよ」

 私は、兄の表情をじっくり見ながら言った。

「パーティはもういいんじゃない? 昨日ごちそうを食べすぎたから、今日はサラッと行きたいんだけど」

 兄が困った顔で言った。

「別にごちそうを出せとは言わないわよ。なんていうの? みんなの前で正式に発表してよ。私、兄さんの口から真理子に、直接伝えられるシーンをどうしても見たいんだけど。ダメでしょうか?」

 精一杯の妹力を私は発揮する。兄は頼まれると断れないタイプだ。特に家族の気持ちを大切にしてくれる。兄は恥かしいだろうけど、プレッシャーをかけて行きたい。

「……うん。じゃあ閉店したらね。ついでだからばあちゃんにも報告の電話を入れようか」

 兄が覚悟を決めて言った。よしよし。それでよい。安心して私は二階の自分の部屋に向かう。ちゃっちゃと閉店するために、今日は私もしっかり手伝おう。宿題は無かった事にしよう。


「真理子おつかれ」

 コーヒーポットを持った真理子の後ろから声をかける。真理子はなにやら、常連さんと盛り上がって話をしていた。

「あ、佐奈ちゃん。今日はお手伝い?」

 真理子が上から目線だ……。まあ確かに、真理子は毎日働いてるからな……。

「真理子が兄さんと結婚したらさあ、私、真理子を姉さんって呼ぶ事になるのかな。せいぜい甘えさせてもらうわ」

 私は反撃して言った。

「ダメ! 私が一番末っ子ね? 佐奈ちゃんと加奈さんがお姉様で、健一さんがお兄様。私はみんなの子供よ」

 真理子が意味不明な事を言う。結婚してもワガママを押し通すつもりか。

「健一さんはお兄様じゃなくて旦那様でしょ? 真理子姉さん」

 私は笑って言った。

「真理子姉さんだなんて。イヤ!」

 コーヒーポットを振り回して、真理子が感情をあらわにする。コーヒーがこぼれるぞ! アブねえ。

「わかった。わかったから落ち着きなさいよ。真理子は真理子でいいでしょ。期待してないから大丈夫。だけど、お兄様っていうのは違うんじゃない?」

 私は真理子の腕を取って落ち着かせつつ、顔を覗きこんで言った。みるみるうちに真理子の顔が赤くなってくる。

「健一さんって……呼びます……」

「そうね。それで結婚したらダーリンとか呼べば? あなた〜でもいいよ」

 私はふざけて言った。真理子は恥かしさのあまり固まって動けない。ちょっとからかい過ぎたか。まわりの常連さんが大爆笑している。今後はこのネタで相当遊べるな。常連さんも楽しみが増えただろう。

「そうだ真理子。今日は夜までいられる? ばあちゃんに報告しようと思うんだけど」

 私は固まっている真理子の耳元で言った。

「あっ。そうですね。お許しをいただかないと」

 ますます体を固くする真理子。ワガママかと思えば、変な所で妙に緊張したり。いまだ真理子の行動には謎が多い。

 ふと気付けば真理子の指に銀色の光が。

「あ、真理子。指輪見せてもらっていい?」

 恥かしそうに頷いて、真理子が手を差し出す。うーむ、これがプラチナか。私はステンレスも銀もプラチナも、情けない事に全く見分けが付かない。プラチナという物質を間近で見たのも初めてかもしれない。

「でもこの彫刻は素敵だね。私は指輪とか全く詳しくないけど、まるでお姫様の指輪って感じ? かといって子供っぽくはないし。洗練されたデザインというのかね。真理子にピッタリだよ。すごく似合ってる」

 素直に私は褒めた。兄のセンスも見直した。装飾品に興味がない私でも、これはかなりイケてると思う。

「本当? 似合ってますか? 嬉しい。わたし、こんなに素敵な婚約の指輪。あの、今日はお客さんに、何度も素敵ねって言われました。薬指だから、婚約です。わたし、一生この指輪を大切に。あの、わたし婚約です」

 話し方がメチャクチャだが、喜びはストレートに伝わってくる。真理子の幸せそうな顔。

「それで兄さんにはちゃんと言わせた? 一日最低一回は言わせようよ。『愛してる真理子』とか『結婚しよう真理子』とかさ」

 私は真理子の肩をつついて言った。

「そんな恥かしい!」

 真理子がコーヒーポットを振り上げたので、お客さんと一緒にみんなで押さえ込む。いかん、私もまた調子に乗りすぎた。真理子を興奮させるのは面白いが、事故が起きてはつまらない。ほどほどにしておかなくては。

 少し離れたカウンターから、兄が私たちを笑顔で見ている。しかしあの奥手の兄が、こんな美少女にプロポーズしてしまうとは。兄も結局「謎」が多い。謎に謎を掛け合わせると何が出てくるのだろう。大爆発とか無いだろうな。


 この前インドに行った際、兄がばあちゃんのパソコンに手を加えて、インターネットで電話ができるようにした。だから今回は電話代を気にする必要が無い。思う存分話す事が出来る。

「わたしわたし! わたしに先に話させて。もったいぶって演出したいから」

 姉が目を輝かせて受話器を掴んだ。こうなった姉には誰も逆らえない。事前にメールで、電話の開始時間を祖母に連絡してある。ブッダガヤーとの時差はだいたい三時間半。今九時半だから、あちらは午後六時だ。

「もしもしばあちゃーん? 元気?」

 姉が陽気に話し出す。回線がつながるか兄が心配していたのだが、問題ないようだ。

「うん。こっちもみんな元気よ。うん、真理子も。ところで今日は重大な報告があります。びっくりするわよ? 何だと思う? さすがのばあちゃんでも分からないと思うな」

 姉が嬉しそうに言う。今回姉は様々な工作を重ねて作戦を成功に導いた。それは祖母を驚かす為。まさにこの瞬間の為だったのかもしれない。

「……正解です」

 姉が突然不機嫌そうな声を出した。

「ちょっと健ちゃん! ばあちゃんにメールで報告しちゃったの?」

 姉が受話器から耳を離して兄を睨みつける。

「いや、電話するとだけしか伝えてないよ……」

 兄が不思議そうな顔をする。

 祖母は恐ろしくカンが鋭い。姉のテンションから想像して、婚約の事実を言い当ててしまったらしい。驚かせようと思っていた姉は、それで一気にトーンダウンしたわけだ。さすが。私は呆然としている姉の手から受話器をゆっくりと取り外した。

「ばあちゃん? すごいねぇ。よくわかったね」

 私は言った。

「佐奈ちゃん? じゃあ本当なのね? 婚約ね? 健一と真理子さんね? 嘘じゃないわね? 嘘だったらものすごくがっかりしちゃうわよ?」

 祖母がしつこく確認してくる。正解を言い当てたものの、祖母もまだ信じられないようだ。

「それではご本人達から、直接報告をお聞きください」

 そう言って私は兄に受話器を渡した。

「もしもし。ばあちゃん?」

 受話器を私に突然渡されて、兄が固まっている。

「うん。ほんとだよ。真理子さんにプロポーズしました……」

 兄の耳がほんのり赤くなっている。誕生会でのいきさつを、兄が祖母に詳しく説明している。私も興味深く聞いた。真理子の親戚一同が集まる目の前で、兄は堂々とプロポーズしたらしい。根性あるというか、恐いもの知らずというか。

「うん。うん。……うん。そうだね。うん。大丈夫。それはまだ。うん。うん。まだ婚約だから。うん。もちろん。大丈夫。そうだね。うん。分かってるよ。大丈夫」

 兄が祖母の質問攻撃にあっているようだ。質問と言うより確認といった方がよさそうだ。内容はだいたい見当がつく。祖母も相当舞い上がっていそうだ。

「とりあえず細かい事はまた年末、ばあちゃんが帰ってきたときに話そうよ。じゃあ真理子さんに代わるね」

 祖母のマシンガントークに辟易したのだろう。兄が押し付けるように受話器を真理子に渡した。真理子が受話器にそっと耳を近づける。手が少し震えている。

「……おばあさま? 真理子です」

 緊張して真理子が話し出した。

「はい。ほんとうです。いいえ。そんな。わたしのほうこそ。いいえ。そうですね。本当に。ええ。もちろんです。いいえ。ありがとうございます。そんな……。わたし、そんなことないです」

 真理子が涙をこぼし始めた。恐らく祖母がハイテンションで真理子を大歓迎しているのだろう。まあ、ここは祖母の好きにさせてあげよう。真理子の事を相当気に入っていたのだから、嬉しくて仕方がないのだと思う。

「はい。ええ。……働かせていただいてます。……いいえ。ええ。楽しいです。あの、健一さんもおじいさまも、みなさん良くして下さいます。お客様とも仲良しになりました。……はい。そんなことないです! そうですね。はい。村のかたがですか? まあ! ええ。そうなんですか? すごいわ。わたしの事を? そうなんですか?」

 話が盛り上がっている。そもそも祖母と真理子は最初から相性がよかったのだ。別に婚約の話が無くったって、話の種はつきないだろう。というか、もう話が別の方向に進んでいるような気がする。

 盛り上がっている祖母と真理子を尻目に、姉がまだ不機嫌そうな顔をしている。

「ばあちゃんを喜ばせたかったんでしょう? これでいいじゃないの」

 慰めるように私は言った。

「別に悪くは無いわよ。だけど……なんというか、最近わたしの計画通りに事が運ばないのよね。健ちゃんも真理子も、予測不能な動きをするし。ばあちゃんも同じ。婚約の話はギリギリの限界まで引っ張って、最後にビックリさせようと思ってたのにさ。ショック死させるぐらいの勢いで」

 物騒な事を姉が言う。

「電話することをメールした時点で、ばあちゃんは鋭いから何か感じ取ったんだと思うよ。ばあちゃんを驚かせるのは相当難しいよ。ねえ、じいちゃん?」

 私は祖父を見て言った。

「いや……あの人はいつも驚いてばっかりだから、特には驚かないようにみえるだけでね。毎日驚いて、毎日興奮しているんだよ」

 祖父が目で優しく笑った。

「テンション高いわよね〜。死ぬまで突っ走って生きそう」

 姉がまた不謹慎な事を言う。だけど私もそう思う。

 そう言っている間にも、真理子はずっと祖母と会話を続けている。またディズニーランドの話をしている。よっぽど好きなんだな。

「ほら、ちょっと貸しな!」

 姉がイライラした感じで真理子から受話器を取り上げた。

「そういうわけで報告終わりね。後は年末に帰ってきたときに、さんざん話しなさいよ。まってるから。うん。大丈夫! うん。わかったから! じゃあ切るよ? はい。うん。大丈夫。じゃあね!」

 強引に姉が電話を終えた。私は噴出して笑ってしまった。真理子は話し足りない様で、少ししょんぼりしている。

「じゃあほら、次は健ちゃん。家族の前でご報告をどうぞ。佐奈が期待してるわよ」

 姉が強引に司会進行を務める。兄が困った顔をして話し始めた。

「……。僕は先日、ここにいらっしゃる桐原真理子さんに結婚の申し込みをしました。真理子さんがそれを受けてくださって、婚約という形になりましたのでご報告いたします。えー、みんなとこれからも、」

「ちょっと健ちゃん硬すぎるわよ! もっとサラッといきなさいよ。サラッと! 誕生会の時みたいに」

 姉が野次を飛ばす。私も姉と同じ気持ちだ。さわやかスイッチを入れて欲しい。

「しょうがないな……。真理子さん?」

 兄が真理子に近づき、手を取って立ち上がらせる。

「ハイ」

 真理子がポワーっとした感じで兄を見詰める。

 兄が真理子にスッとキスした。

「おわ!」

 姉が奇声をあげる。私は驚いて声が出ない。祖父は嬉しそうだ。

「そこまでやれとは言ってないでしょ!」

 さすがの姉も顔を赤くして言った。

「まあいいじゃないの」

 兄が笑顔で言う。さわやかだ。これぞスイッチの入った兄。私は敬服した。

 真理子はもう夢をみているような感じで突っ立っている。たぶんファーストキスだったのではないだろうか。公衆の面前で。公衆じゃないか。まあ、かなり素敵な感じではあった。この場にいた誰もがこのシーンを脳裏に焼き付けたことだろう。すごいモノ見たな。

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