宇宙編

リガルティア世界とは?



「まずは世界について説明しましょう。私は作者の剣乃和也です」以下剣

「私はアシスタントのチィです!」以下チ


 剣『さて、まずはこの宇宙がどういった状態なのか説明しましょう! 準備は良いですかチィ?』

 チ「了解にゃあ!」

 剣『さて、最初に紹介するのは『リガルティア』についてです。このリガルティアは何のことかわかるかな?』

 チ「全くわからないんだにゃあ!」

 剣『これはリガルティア語で『銀河系』を意味していて、これはそのまんま国の名前でもあるんだ』

 チ「どういうことかにゃぁ?」

 剣『この銀河系では今から百年ほど前に銀河系を半分近くを支配していた『リガルティア』という国があったんだ。この国があったから、宇宙の共通語はリガルティア語になり、その後の宇宙にも影響を与えているんだ』

 チ「はぇー。凄い国があるんだにゃあ……あった?」

 剣『そう。この国は銀河系の覇権を取ろうと他の星系国家に喧嘩を売って全銀河系で戦争を始めたんだ。これをリガルティア大戦と言います』

 チ「はぇー凄い戦いなんだにゃあ……」

 剣『この時にリガルティアの敵として戦ったのが……』


 魔法型カタン人国家ブランディール

 魔法型ツリマ人国家エクスフィリア

 科学型カタン人国家アーカム

 科学型ツリマ人国家ライオーグ


 剣『これらの反リガルティア同盟だ。そして、この戦争は多大な犠牲を払いながらも連合の勝利に終わり、リガルティア本星は誰も住めない荒れ地の星となった』

 チ「す、凄まじい攻撃だにゃあ……」

 剣『それだけリガルティアが脅威だったんだけどね。その結果、この4つの星系国家を主体とした宇宙規模の連合国家を作ったのがリガルティア連合になるんだ』

 チ「リガルティアを倒したのに、次はリガルティア連合になるんのは不思議なんだにゃあ? 普通は違う名前にするのにどうしてそうなったんだにゃあ?」

 剣『はっきり言えば、この4つの国はそれぞれ歴史が違うし、言語も違う。また、あくまでも主体はこの4つの星系国家だけど、これはG4みたいなもんで、他に中堅星系国家が48もあったんだ』

 チ「……………………つまりどういうことなんだにゃあ?」

 剣『どこかの国の言語に合わせると、それ以外の国が反発するんだ。何しろ宇宙規模なので、名前に使う言語はその後の世界の主導的立場になると宣言したようなもんだからね』

 チ「政治の世界はめんどくさいんだにゃあ!」

 剣『そうこうする内に、そもそもリガルティア語が共通語になっていたのと、無くなった国なら主導的立場を取れないから公平になると気づいて、リガルティア連合になったんだ』

 チ「本末転倒な気がするにゃあ」

 剣『世の中はそんなものだよ』

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