その他

 ここでは細かい変な点を説明しておきます。

 このリガルティア世界では基本『漢字で表現』する場合が多いです。


 これにはちょっとした理由がありまして、この世界では『言語の種類が億を超える』という問題点があります。

 そのため、土地ごとの細かい俗語があったり、色んな国々の言葉があるのでその全てを描き切るとかえって訳が分からないことになります。

 そのため、この世界では昔に『リガルティア』と呼ばれる超大国があり、その国が既知領域の半分以上を支配した経緯があり、「自国語とリガルティア語を覚えていれば大概通じる」という環境になっています。

 そんなリガルティア語なんですが、宇宙の全ての言葉を網羅するだけに無い単語はありません。

 また、技術系の基本として、「専門用語は世界共通」にしなければいけない関係で、俗語はほぼ一緒だったりします。

 そんなリガルティア語に翻訳する際に「英語に翻訳するのはおかしい」となってしまいます。

 そんなわけで、本来は違う言葉だけど、日本語に翻訳した際に漢字で表現した単語は全て造語となっております。

 また、映像兜マッカなどもそうなんですが、確かに「ヘッドギア」と表現したり、『VRメット』などの言葉に変えてもよろしいのですが、技術系で覚える側の人間が勝手に造語で呼んでいると、「このヘッドギアの設定は何ですか?」「ヘッドギアって何のこと?」と、なってしまいます。

 こうなると、工場とかで仕事してた人なら、すぐに何を言われるかわかりますよね?


「お前らの言葉で言われてもわかるか! ここに来たんならちゃんと映像兜マッカと言え!」


 こうなります(笑)

 お医者さんが「カルテ」という言い方をしたりするのも、元はドイツから学んだのが理由です。

 優れた先進国の技術の学ぶ際は、その土地の言語で覚えることを優先されますので、どうしても造語を使う羽目になりますので、その辺は覚えておいてください。


 こういった細かい設定の違いもありますので、疑問に思った方はお尋ねください。



最後にこれらの設定を説明するために、アシスタントとして、うちの飼い猫を擬人化した「チィ」という女の子との対話形式で説明していこうと思います。

それでは次の章から順番に説明していきます!


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