理想未来の根拠
次に理想未来の根拠について説明しましょう。
これまた、最初のユートピアに話しに戻ります。
そもそも何で『世界が一つになる』未来が理想の未来となったのか?
また、何故共産主義が世界の半分を支配するほどの勢力になったのか?
この二つの点について説明します。
そもそも世界が一つになれば争いが無くなると考えた理由はわかりやすいですね?
第二次世界大戦で凄まじいばかりの戦禍は世界中に大きな痛手を与えました。
そんな中、世界中の大半の人々は「もう戦争は嫌だ」とアレルギーを引き起こしたんです。
そういった人々の願いが「世界を一つに」という理想に駆り立てていたと言えます。
では次に何で共産主義が大きな力になったのか?
これは現代でも問題になっている『格差社会』が原因でした。
昔は格差社会が非常に酷く、最下層の人間には人権すら許されず、法律は上級国民を守るためのもの。
平等とは程遠い世界だったので、人々は平等な世界を望みました。
今でこそ様々な平等意識が発達しましたが、昔は酷いものだったんです。
そこで考えました!
理想の未来とは『現状の様々な問題を解決した世界』でもあるんだと!
確かに今の時代は昔に比べると様々な問題が小さくなったと言えます。
一方で、貧困の問題や道徳意識の欠如、シングルマザーの貧困や、ネットに関する問題。
少子化問題などの様々な問題が起きています。
そこで、色んな問題を解決した世界にしました!
多夫多妻制は「グローバル化による家族形態の変化」や「育児問題」を解決するために。
三察制度は冤罪問題の防止に。
女性が男性の二倍なのは男女平等の世界を作るために。
工場で強化服を着て作業するのは安全のために。
道徳を教えるのは治安維持のために最低限の常識を持ってもらうために。
地方通貨があるのは中央と地方の差の解消のため。
交換租界都市があるのも中央と地方の差を解消するため。
その他、これ以外にも様々な形で細かい問題の解決が行われています。
こういった部分でも理想の未来を作るために頑張って考えたんで見ていただけたらなぁと思います。
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