第4話『異世界会社員の異世界リモートワーク・レビュー!!』
私は、異世界会社員。以降、異世界会社員と称す。とにかく、だ。この異世界会社員は、新人の頃の癖が抜けきっていない。新人の頃の前と言ってもいいだろう。会社の市場動向を気にしている、その癖が抜けきっていないのだ。「いつか、上司になれる会社を。」などとは、到底思わず、「そこそこのスタンスのポジションがGOOD!!」と、そういう会社の市場動向を気にしていたのだ。そんなところで、異世界の求人ページを閲覧しては、異世界の会社の動向を確かめていた。そうなのだ。
現実世界と異世界はリンクしている。
この2021年の年末の異世界の求人の市場動向を異世界会社員が、現実と絡めつつ、いや、現実と異世界はリンクしていて、同一なのだ。という本質の中で、会社や求人をレビューしていきたい。異世界会社員は、そう思っている。どうか、お付き合い願います。よろしくお願いいたします。
まず、今年の異世界と現実で起こったパンデミックによる緊急事態宣言で、一気にリモートワーク、通称・異世界リモートワークが普及したように思えた。いや、一気に普及したのだ。
が、しかし、その普及の後、緊急事態宣言が終息し、一気に通勤の会社が増えた。
それは、結果論のようなもので、結果、パンデミックが終息しそうだから。という理由以外の何者でもない。異世界でも、現実でも、それは同じである。異世界会社員は、そう思っている。パンデミックが終息すると、次のパンデミックが到来する、という箇所まで、先読みしていない。それは、非常にデンジャラスなことだ。リスクマネジメント何て、失敗している。異世界会社員は、危惧する。
つまり、異世界でも、現実でも、現在、2021年の年末の求人は、リモートワークなど、また、異世界リモートワークなど、少なくなってきている。と、いうことだ。それは、安心感によるものだ。もう、まん延しないだろうという。まん延しない安心感。それは、オムツのようなものだ。
そんなオムツのような安心感に苛まれている。これから、現実は、そして、異世界は、リモートワークが再度流行するだろう。これは、確実だ。次のウェーブが来るからだ。ニューウェーブでも聞きつつ、それを、待っている現実の、そして、異世界の人々。
そんなこんなで、異世界のリモートワークは、再度、流行る。現実でも、同じだ。
(了)
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