第5話『不死身の変医者!異世界アンデッドホスピタル勤務日誌』

某月某日


 ここは異世界だ。しかし、しかし、だ。だがしかし、だ。いとをかし。仕事(医者)の合間に始めたニコチューブ(動画サイト)の動画の再生回数が伸び悩んでいる。う~む。謎である。動画の内容はというと、プラモデルを作りながらサタデーナイトに踊り狂ったり。ダンシングミュージックを歌いながらレオタード姿の中年(僕)が踊ったり。とにかく、変なのだ。だから、以降は、「変医者」と呼んでいただきたい。よろしく。


 某月某日


 今日も沢山の患者さんを診療した。疲れた~~~~~~~。まだ残業が残っている。しかし、あのエルフ。何か僕よりも変なこと言ってたぞ。あ、僕じゃなくて、変医者だ。変医者より変なこと言ってた。変なことの内容はと言うと、アンデッドが来るとかなんとか。。。


 って!!


 あ、ああああああああああああ~~~!!


 (ガブリ!)


 アンデッドになっちゃいました~~~~~~~!!!


 某月某日


 アンデッドになった変医者。当然、患者も医者も看護師も全員アンデッド。ここはアンデッドホスピタル。変医者は、アンデッドホスピタルの一室で、この勤務日誌を書いています。あ~。肉が食いたい。どんな肉が良いか。わからないけれど。本能の赴くままに肉を喰らおうと思う。今夜。だって、僕はアンデッドなのだから。。。


 某月某日


 昨日はビーフストロガノフを沢山食べた。特製の。特製の。に意味はない。はず。たぶん。こんなパンデミックなんて、アンデッドビーフストロガノフパワーで乗り切れるっつーの!!アンデッドバンザイ!!ミドルカツは魚のすり身なので、食べません。美味しいけどね。大好きなんだけど。魚より肉!!タンパク質!!魚も美味しいけどね。アンデッドなら、肉でしょう。ということで。


 しかし、なんか、変だぞ。変だ。変なのに、さらに、変だ。


 某月某日


 なんか変だぞ。と連呼した。あの昨日、ビューティーサロンに行って、休暇中にですよ。不死身の身体にしてもらいました。ね?変でしょ?ほら、あれじゃない。アンデッドだって、不死身じゃないじゃない。不死身じゃないんですよ、アンデッドも。有名なゾンビゲーム、プレイしてみて、知ったことなんだけど。有名無名問わず、ゾンビゲームは、共感できる、ゾンビとアンデッドだから、という意味を込めての、オススメです!!


 不死身のアンデッド地獄変!!


 あ、ここ、異世界だ。。。


 以上!!


 (了)

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