第11話 冒険者登録

 さて、冒険を始めるとなったが何をすればいいか分からんな、とりあえず冒険者登録でもしに行くか。


『じゃあ、冒険者ギルドに行こうか。』




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~王都、中央冒険者ギルド会館~


 思ってたより皆落ち着いてるな、冒険者ってもっとこう、野蛮なイメージがあった。


『ここは王都の中でも中央エリアだからね、野蛮な冒険者だったら王都じゃなく王都以外の大きめの街とかでやってるんじゃない?』


 そっか、王都には貴族たちもいるし暴れられないのか。


『多分そういうことだよ』


 とりあえず受付で話を聞くか。




「すいません、冒険者登録しに来たのですが?」


 ここでは身分を偽ろう。


「はい、ではここにお名前と年齢、得意スキルと希望役職を書いてください。」


 この人、めっちゃでけぇな、なにとはいわんが。そして名前か、平民は家名がないからな、俺ももちろん家名は書かずにいこう、そうだな、ハクしよう、年齢は5歳、得意スキルか、剣と武道、魔法は基本5属性全部Lv2と希望役職ってなんだ?なにがあるんだ?


「すいません、希望役職ってなにがあるんですか?」


「基本的には近距離アタッカー、中距離アタッカー、遠距離アタッカー、タンク、ヒーラー、バッファー、デバッファー、とあって、近距離アタッカーは剣や槍、中距離アタッカーは弓矢、遠距離アタッカーは攻撃魔法、タンクは盾や自然魔法、ヒーラーは光の回復魔法、バッファーは身体強化魔法、デバッファーは闇魔法の縛をそれぞれ使って戦う職業ですね、そのなかでも役職は分かれますが。」


「そうなんですね、ありがとうございます。」


 正直何でもいいな


「僕、多分この中だと何でも出きるんですけど、その場合どうすればいいですか?」


「全属性加護もちで、なおかつ剣と盾、弓矢がつかえるってことですか?」


「はい。」


「たまにいるんですが1つに絞った方がいいと思います、全部やろうとしてもできないですし、もし全部やるならオールラウンダーと書いといてください。多分1ヵ月後には変えると思いますが。」


 なんか急にとげのある言い方だな、


「分かりました、ありがとうございます。」


 とりあえず、近遠距離アタッカーでいいや。


「書き終わりました。登録お願いします。」


「はい、受けたままります。近遠距離アタッカーですか、いい判断だとおもいます。とりあえずは仮登録とさせていただいて、2日後にある試験を受けていただいて、その結果次第で登録いたします。2日後またお越しください。」


「分かりました、ありがとうございます。」


 ヤバいな2日暇になったぞ、しかももう家には帰れん、どうしたものか。


『後先考えず、行き当たりばったりで、事前準備や事前確認しないからそうなるんだよ。』


 あっ、ニルダーマだ、あいつんちに今日明日とめてもらうか。


「ニルダーマさんじゃないですか、今日はどちらへ?」


あいつから今きいたぞお前は何も考えないで動くな、まぁ今日明日なら自由に泊まっていいぞ、大丈夫だルーシャス達にも言わんでおく。」


「いやぁ、さすがニルダーマさん。あざっす。」




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作者です。

今日はここに書くことないです。




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