第10話 そろそろ始めよう
洗礼の儀を終えて、俺はふと考えを巡らせてみた。俺はこれからどうすればよいのか、神の目的は誰かを殺させること、それを実現させるにはどの程度の力が必要なのか、そして達成させるための力はあるのか、ないならどう力をつければいいのか、とそして俺は一つの答えを導き出した。
「そうだ、旅しに行こう。」
だが、俺は5歳であり、レベルも低い、だから自分の現状ステータスを知りたい。さて、どうするか。
『旅か、いいんじゃないかな、ちなみに君の本当のステータスはその腕を使えばわかるんじゃないかな。』
『君、ボクの能力がないとチートみたいな能力使えなくなるよ?魔力もブーストさせてるんだから。あっ、やるなら簡易ステータスの方がいいよあのステータスを一気に頭に流すのはオススメしないね。』
うるさいな、分かったよ。
[ ス テ ー タ ス ( 簡 易 ) オ ー プ ン ]
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まぁ、やってみていろいろ分かったが基本的には教会の奴のスキルレベルの0が7~15で成長率が全部102だったってことだ、つまりこの15という数字はまだ伸び代があるってことだ、そして得意魔法は焰、神鳴、冰、影、災の基本5属性、火、光、水、闇、自然の上位属性、そして、物理攻撃は剣、鎌、武道、中でも剣は上位の双剣、短剣、刀、長剣がそれぞれレベルが高かった。最悪義手義足がなんとかしてくれるだろうし、旅に出ても問題ないだろう。夕飯の時にでも両親に話すか。
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「父上、母上、僕は旅をしてみたいと思っています。」
「そうか、大きくなったらな。」
「いえ父上、明日にもです、すぐに旅をし始めたいとおもっています。」
「ナウガ、お前も来年から学校があるんだぞ、旅なんて、しかもお前はまだ5歳だ、なにかあったらどうするんだ」
「来年には帰ってきます。連絡手段のためにこの右腕の義手をおいて行きます。なにかあれば、ここにワープしてきます。」
「あなた、ナウガが行きたいって行っているんだから、行かせてもいいんじゃありませんか?」
「私は心配なんだ、ナウガにもしものことがあったら今度こそダメになるんじゃないかと。」
「私は決めていたんです、この子の望みはなるべく叶えてあげようと、そしてよく可愛い子には旅をさせよっていうじゃありませんか。」
「君がそこまでいうのなら、ただし本当に危なくなったらすぐに戻ってこいよ。」
「はい、ありがとうございます。ですが1年、学校が始まるまでは旅をして成長しようと思います。」
「路銀はどのぐらい欲しい?1年だと多くいるだろう。」
「ディル金貨1枚で十分です、後は自分で稼ごうと思います。」
「ディル金貨1枚なんて、一泊20ディル銅貨の最安値の宿でも250泊分ましてや食事代もあるんだぞ?」
「大丈夫です、冒険者をやって稼ごうと思います。」
「わかった、止めても無駄だろう、試しにやってみなさい、いつでも戻ってこいよ。」
「ありがとうございます、父上、母上、では明日にも出発しようと思います。学校の入学試験のある秋をこえる頃には必ず戻ってきます。」
「今日はゆっくりお休み。」
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作者です。
旅をさせることにしました、1年をくそ長く書いていこうと思います。
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