第7話 洗礼の儀にいこう

「まぁ用はこれだけだエルゴレのせいで時間かかってしまったし、もうかえっていいぞ、使いたそうにしているしな。」


「ではこちら有りがたくちょうだいいたしますね。」


「おう、用がなくてもいつでも来ていいぞ。」


「では、王、エルゴレ殿、ダラス閣下、父上、失礼します。」


「そうだ、お前洗礼の儀はまだ受けてないだろう、暇なら受けてこい、教会でできるからな。」


「帰りによっていきますね。ではまた。」





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~王都~


「洗礼の儀かー、どうにかならないかなー。」


『そうだねぇ、能力どうしようか、そこの教会だったら干渉できるし、何とかしておくよ。』


 そういえば金持ってたっけ?なんディルかかるんだろ?


『ディル銀貨で3枚だねディル銅貨なら300枚だよ。』


 俺今金貨しか持ってない、どうしよ。あそこおつりでないんだよな、お気持ち料になっちまう。


『それこそその腕の能力使いなよ、あったでしょなんか。』


 思い当たる能力が金属生成、加工ぐらいしかないが、どう考えても犯罪だろ。


『<分けて>みれば?』


 あれは2つ以上のものがあるとき特定のものだけを分ける能力だろ?


『まぁ試しにさ、何事もやってみなきゃね。』


 まぁやってみるか、


 [ 分 か れ ろ ]


 すると金貨が銀貨50枚になった。


 すげぇ、分かれた、これ実用性ハンパないな。


『できちゃうんだ.......』


 じゃあ洗礼の儀行きますか。






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~王都、天霊使教会~


 やっぱいつ来てもなにもないな、


『このくらいでいいんだよ、装飾はいらない。』


「おっ、誰かと思ったら、ナウガじゃあないか。」


「げっ、ニルダーマさん、お久しぶりですね、お元気そうで何よりです、それではまた。」


「おいおい、まてって、お前あれだろ、洗礼の儀だろ?とりあえずやってけって。」


「まぁそうですけど、.......って僕以外にもいるんですか?」


「あぁ、ほらあそこに金髪の子がいるだろあのこだ。ありゃあ西の帝国の子だな。」


 すげぇ可愛い女の子だな、しっぽとケモミミ、羽が生えてるから獣人の子だ、若干銀のはいり先端がピンクがかってる長めの金髪、犬型か猫型だと思ったが羽が生えてるしな、何型だろうか?


「きみ、こっちみててどうしたの?」


 やべぇ、ガン見しすぎてた、どうしよ。


「ごめんね、きみもこれから洗礼の儀なんだよね?僕も一緒だから、同じ人がいてよかったと思ってね。」


「そーなんだ、あっ、あたしの名前はマリン、マリン・クラウス」


「僕はザトキロ家のナウガっていうんだ。」


 近くでみるとすげー可愛い、もうほぼ天使、肌は真っ白だし、やべぇ、ピンクと黄色の目がくりんくりん、オッドアイとかすご、ハンパねぇ。


「ナウガ君?どうしたの?」


 ヤバっ、心臓がもたん。


「いやなんでもないよ、緊張しちゃってさ。」


「ダイジョブ?顔あかいよ?」


「大丈夫、大丈夫、さっ洗礼の儀を受けにいこっ。」


「うん、あたし先でいい?」


「うん、全然いいよ。」


「では洗礼の儀を始める、マリンさんこちらへ。」


 ニルダーマがいつになく教会関係者みたいなことしてる、始めてみたかも知れない。


「ではマリンさん、この天霊神像の前で手を組み、祈りを捧げたあと、この水晶に手をかざしてください。」


「は、はいっ!」


 と言いマリンは手を組み、祈りを捧げ、水晶に手をかざした。すると水晶はとてつもない光で包まれた。


「うわっ!」


「まぶしっ!」


 ナウガとマリンの二人が光に驚いて声をあげでいるなか、もう一人は違う意味で驚いていた。


「す、すごい魔力反応、そして波紋オーラ......」










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作者です。

いやぁついにヒロインその1を登場させることができました。あとニルダーマの出身地である法国の場所を王国の東から北に変えました。深い理由はないです。東にはつくりたい国があっただけです。今回ちょっと長くなっちゃいましたね。でもこれで10000字突破できました。

話は変わりまして、初の星いただいちゃいました、めっちゃ嬉しいです、こんな小説に星つけていただいてありがとうございます。あと100pvも突破して週間ランキング1200台入りました、さらに書いてる途中で初ハートもいただきました。本当にありがとうございます。

これからもなるべく毎日投稿頑張るのでよろしければ見ていってください。



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