第5話 王宮の玉座、でかすぎだろ

 「ナウガ、今日は王宮にいくぞ。」


 ん?今この人何て言った?


「はい、いってらっしゃいませ、父上。」


 いやいやないない、俺が王宮に行くなんて、第一俺何も悪いことしてないしな(すっとぼけ。


「おう、行ってくる、お前も一緒にだがな。」


 そんな凄まじい笑顔向けられましても、腹痛くなってきた。


「すいません父上、今日は体調が優れなくて....。」


 たたかう

 まほう

 わざ

 アイテム

→にげる

 こんなのにげる一択だろ。


「何いってるんだ、朝からパンを6つも食べて、その上さっきは鼻歌まで歌ってたじゃないか。」


「......いやー急用がありまして。」


「そうか?言ってみろ?昨日聞いたら予定はないっていってなかったか?」


「あと、王宮の皆様に迷惑では?」


「昨日、王に許可をとってきたぞ?」


(逃げられなかった)

 くっ、父上め、かげふみ、くろいまなざし、レベル差がありすぎる、豪華3点セットだちくしょう。こんなときにカミサマはでてこないし。くそが。


「わかりました、いきましょう。」


「うん、よろしい。」




~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~





 デ、デ、デ、デケェ、なんやこの建物...まずまず王都にあるはずの俺の家から馬車で1時間かかるってどんだけだよ、しかも王宮の敷地に入ってから20分もここまでにかかるって敷地ひろすぎだろ。


『ほんとだねぇ、なんでこんなにでかいんだろう。』


 お前、でてくるのおっそ、なにしてたん?


『いや、ずっと話はきこえてたよ?どうでもよかったからでてこなかったけど。』


 いや俺助けを求めてた、神に救いを求めてたよ?


『君には信仰心の欠片もないでしょ?そんなバレバレな嘘やめた方がいいよ?』


「ほら、ナウガ、これが俺の職場だぞ、でかいだろ。」


「.....すごいですね、ほんとに。」


「さて、ここからは25分位歩くからな、お前は抱っこにするか?」


「いえ、浮遊魔法で大丈夫です。」


 まぁ俺も歩くんですけどね.........。


「よし、じゃあいくぞ。」





~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~




 うわぁ、これまたでかい扉、しかも無駄に豪勢、絶対ここが玉の部屋じゃんヤバ、めっちゃ緊張してきた足ぶるぶるしとう。


「王、失礼いたします、ルーシャスです。」


「うむ、入れ」


 ぐわががががががが(扉の開く音)


 ヤバい音がヤバい、そして語彙力がない。こんな扉毎日開けるとか父上すご、尊敬する。


「おっ、すごいめで見てるな、これ意外と軽いんだ。(ボソッ)」


「あっ、そうなんですね(ボソッ)」


「よく来たな、ルーシャス、そしてナウガよ。」


 ヤバいオーラがヤバい、うわぁ、カミサマとは大違いだ。そして周りの人の数も多い、すげぇな何人いるんだ....。


『君は本当にそうだよね、一度君と対面してみたいよ.......』


「俺が第57代エルランド王国が国王デリウス・ルース・エルランドである。」


「お初にお目にかかります、ザトキロ侯爵家がナウガと申します。」


「うむ、ルーシャス、ナウガ、ダラス、エルゴレ以外の皆はこの間からでて仕事にとりかかってくれ、それから、しばしこの間への立ち入りを禁ずる。」


「「「「はっ!」」」」





~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~




 あれから少しの間王様と父上、そしてダラスと呼ばれた男が話をしながら皆がでていくのを待っていた。


「待たせたな、ナウガよ、そんなに畏まらなくていいぞ、もう俺らしかいないからな。今日お前を呼んだのは他でもなくこれのためだ。」


 といって王は何かを取り出し始めた。









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 どうも、作者です。

 はい、今日も遅れました。マジすいません、今日はちょっとカードゲームのアプリのリセマラしてたら、遅れました、それじゃあリセマラに戻ります。



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